221-230
工事現場で踊りましょ
(何もかもが未完成なここなら、)(私たちを笑う者なんていないよ?)
蛇女は絡みつく
(気持ちを殺しながらも不敵に微笑んで)
矮星サテライト
照れ隠しにパリジャンを
(君の口につっこむ)(窒息しそうのはこっちよ!)
残されたコーヒーゼリーの後味
太陽に触れたその指先には、焔
(唇に触れたら?)(…きっと全身が、)
夜汽車に醒める
黄色を越えて赤に染まる
(危険ですからお下がりください)(大衆に向けられた声なんて無視して、飛び込め!)
途絶える譲歩
(さあ、はじまりはじまり)
必要以上に近い服、遠い君
(涙を隠して)(こんな雨、きらい!)
231-240
姦策と知らずに、ぶらりしゃらり。
(君はいつでもいる、そう思ってた)
紅先に紅、落としたら
君が通れば黒南風が吹く
(もうほら、涙が止まらない。)
ンジャメナ、は一度だけ。
(もうだめだよ。)(ずっと続けていたいから)
スカートひらり、勇気をください。
虚飾の綺麗すぎる涙
後遺症さえも愛しくて、
(また君に会ったらさ、)(もっと―)
そこを右にまがってまがってまがってまがって
(もいちど私のとこにくればいいさ)
猫より私が欲しくない?
(手でもなんでも貸しちゃうよ?)
さあ答えてよ、トレロカモミロ!
(私のためでも、戦ってくれないの?)
語注
ぶらりしゃらり:急がずぶらぶら歩くこと
紅先:ほっぺた
黒南風(くろはえ):梅雨の初めに降る雨
ンジャメナ:管理人の家の広辞苑に唯一載っている『ん』からはじまる単語。固有名詞ですが…。しりとりの切り札!←
トレロカモミロ:曲名(人名)です。
(その名高き トレロカモミロ
男の中の男だけど
トレロカモミロ とても寝ぼすけ
たたかいよりも昼寝がすき)…という具合です。
+++
梅雨はベトベトで嫌ですね…。
戻る