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残暑のアイスバーチャレンジ

「暑い」

もう夏も終わりかけになり、最後の一踏ん張りとばかりに真夏日となった今日、畳の上に二人で大の字に寝転がっていた。


特にすることもなく、わざわざ動きたくもなく、完全にだらだらモードだ。
クーラーもないこの部屋であまりの暑さに閉口していたが、ぼそりとリンが言った。
「暑い」
またか、と僕はため息を吐く。
「リン……それはさっき聞いたよ」
それどころか、午後に入ってからそれしか聞いた覚えがない。
「あ゛〜つ゛〜い゛〜」
目をつぶって眉間に皺を寄せているリンが、やや大きい声で熱気を紛らわすかのように言う。
そんなことを言っても声を出した分むしろ暑くなるだろう。痕がつきそうな眉間を、前髪を上げた額から確認できた。
そんなものを確認したからといって涼しくなるわけではないけど。
「暑い暑い言われると余計に暑くなるだろ」
「だって暑いんだもん」
「それは分かってるよ……」
どうしようもないのだから、なるべく暑さを抑えたいじゃないか。
ふと、思う。
「リンこそ、その髪まとめたら?」
リンは前髪は上げているものの、後髪はそのままだ。ニュートラル。
髪が首にまとわりついて余計に暑そうだ。
「縛れば首元が涼しいと思うけど」
提案をしてみる。
「やだ、寝っ転がりづらいもん」
さらっと答えた。
そういうものなのか……。暑いと言いつつ、どちらかというと邪魔になる方が嫌らしい。
てっきりオシャレ的な意味だと僕は思っていた。
「なら横向いて寝れば――」
「あーもう、うるさいなぁ!」
怒鳴り気味に言いながら、バン、と手をつきリンは上半身を勢いよく起こす。
リンの機嫌を損ねてしまった、僕はそう思って怖気付いた。

が、僕の方を向くことはなかった。
しかしなんと、リンは着ていたキャミソールを裾から捲り上げだしていた。
「リ、リン!? 何してるの!?」
露わになっていくお腹を前に動揺する。
「布の面積減らしてるの、暑いから」
なんだそれは。
突然そんな理論で腹部を披露するリンを、僕は思わず凝視していた。
胸下まで捲ると、また横になる。
リンの白いお腹。
暑さで少し痩せた気がする、とか。
そんなことを思いながら見ていると、リンが言葉を発した。
「何見てんの、セクハラ」
顔をこちらに向け、怪訝な顔でリンが言う。
思えば僕は年頃の女の子の水着姿でもない生肌をまじまじと見ていたのだった。
「ご、ごめん!」
慌てて謝るが、内心みぞおちからのラインや浅いショートパンツから見える腰周りが気になって仕方なかった。
ずっと一緒に居るとはいえ、普段見えることもなく、見たことがあったとしてこの歳で見ることなんてなかったのだった。
見たことは……ないこともない、こともない。

「けど、先に見せてきたのはリンだろ!」
目の前ではだけさせているのだから嫌でも目に入るに決まっている、不可抗力だ、というのが僕の持論である。
普通目の前で脱がれたら見る、男なら見る。
いや、もちろん、目を閉じるなり手で覆うのが紳士だとは思う。
でも見てしまった手前、そういうことにしておかないと僕が恥ずかしい。
「見せた覚えないんだけど……。見たくないならあっち行ってよ」
ムスッとした顔をするリン。
対して僕は。
「いや、べ、別に? 見たくないことなんてないしむしろ見たいです」
今の僕の持論である。
好きな女の子の裸体とか見たいに決まってるだろ! 不可抗力ばんざい!
リンは呆れた顔で溜息を吐くと、こう言った。
「そこまで言うなら脱ぐぞコラ」
「えっ……」
一瞬迷った、いや戸惑ったが――リンの名誉のために止めておく。
決して釣られたわけではない。僕の名誉のためでもない。
「……やめなよ」
「一瞬迷ったでしょ。変態」
言い終わる前にリンが即答した。見抜かれている。
そもそも、先ほどまで下心全開だった僕なのだから当たり前だった。
この光景が目に毒……いや、保養にはなっているのは否定出来ないが、これ以上僕の体温を上げてどうしようというのだろう。

それから大したおしゃべりもせず、少し時間が経って。
ある事を思い出したのでリンに声をかける。
「リン」
リンは相変わらず、ぐってりとして目を閉じている。
返事が返ってこないことから察するに……無視されたようだ。
まだまだ気温は高く、もはや暑さで会話するのを放棄しているのかもしれない。
「リーンー」
めげずにもう一度声をかける。
文字で書き起こすと、りぃぃぃんんんんん、みたいなねっとり発音で。
「うっさい暑いんだから話しかけんな」
ですよね。
やっぱり投げやり、というかうざったさを全面に出した反応をされた。
秘策とばかりにある話を持ち出す。
「アイス持ってきてあげようかなーと思ったんだけど」
ぴくり、リンが反応する。
構わず続ける。
「話しかけない方がいいんだったよね? 別にいらないならそれでも――」
「いるいる! レンかっこいい大好き愛してる! 早く持ってきて!」
釣れた。
不自然におだてられてるし、さりげなく催促されてる気もするけど、まあいいか。
「はいはい……っと」
いまいちだるい体を起こし立ち上がる。
背後でリンがアイス♪アイス♪とご機嫌になっていた。
……現金だなぁ、と思いつつ。
僕はおそらくニヤけている。
というか完全に満面の笑みだった。
単純でちょっとわがままなリンが可愛くて、冗談でも「大好き」とか「愛してる」なんて言われたりして。
内心テンションが上がり給うて……いや、上がってしまって、嬉しさを隠せなかった。
こんなのリンに見られたらきっといじられるだろうなぁ。

そんなことを思ったりしながら台所に行き冷凍庫を開けると、いつものレモン&ソーダのアイスバーの姿。
残りはジャスト2つ。
早速取り出して戻ると、リンが暑さのあまり屍と化していた。
うつ伏せでダイイング・メッセージでも書かんばかりの。
「ぅぅ……犯人はレン……」
「リン!? 死ぬな!」
おそらくはしゃいで無駄に体力を消耗したのだろう。ちょっとお馬鹿。
「まったく……」
「食べさせろー……!」
うつ伏せのまま手も使わずに上体をやや起こしてくる。
僕が気分が良かったので素直に言うことを聞いた。
「えっとちょっと待って……はい」
僕はしゃがむと、袋を外してアイスの先端をリンの口元へ向けた。
「あーむっ」
口を開けそのままパクリと咥える。
「ん〜! ひめは〜い」
目をぎゅっとつむって、それからにこやかで涼し気な顔をする。
それを見てこっちまで和やかな気持ちになった。
しかしリンの代わりにアイスを持っているので、自分の分が開封できず食べられないことに気付いた。
とことんパシられてるじゃないか。
僕だって暑いので少し恨めしく思ったが、この餌付けスタイルもリンのおやつタイムも可愛いので良しとした。
微妙な体勢でなんとか啄むリンを見てると何か邪な気持ちが湧いてくるようだ。
ここで、しゃがむのにも疲れたので座ってあぐらをかく。
するとなんということでしょう。
カメラワークによっては危険な構図になるではありませんか。
リンは気にも留めずにひたすらアイスを頬張る。
そしてしゃぶったり舐めたり……。

(……あれ、これ、なんか……。この体勢はマズい気がする……)


手を使わず地を這うリンに僕がアイスバーを差し出す体勢。
思わずリンの舌使いに釘付けになってしまっていたがこれはいけない。
ピチャピチャという効果音やジュルジュルという効果音、視覚と聴覚からピンク色の妄想が生みだされそうだ。
「リ、リン……あのさ」
「むー?」
食べながらこっちを見るリン。もちろん上目遣いになるのであった。
(う……待ってやばい)
一人で勝手に興奮して危機感を抱くという情けない男が自分です。
リンの真っ直ぐな視線。当然のように目が合って、また体温が上がる。
きっと気温が上がったんだ。たった今ピンポイントで。そうに違いない。
リンには言えないが心身ともに一人我慢大会になってしまった。
なんとなく気まずくなって黙っていると、リンが言葉の続きがないことに不服そうな顔をしていた。
「なにー? 用件は?」
アイスはもうすでに半分以上なくなっており、棒の横から食べ始めている状態だった。
僕はアイスを横向きにもって食べやすくさせると、何か話題はないかと頭を巡らせた。
しかし目の前で青少年によくない光景が広がっているため集中出来ずにものの10秒で諦めた。
よくない光景といっても、できればずっと見ていたい光景である。
むしろこの思考の方がよくない。
そう思いながらなんとか会話を切り出す。

「あのさ…えーと…僕のも食べる?」
振り絞って出した台詞がこれである。
下心はない。
「え、くれるならもらうけど…食べないの?」
きょとんとした顔。
さっきまでお互い暑いと言っていたのだから普通に考えて不自然だ。
「リンがおいしそうに食べるから、喜んでくれたら…いいな…って……」
語気がだんだん弱くなる。本心ではあるが自分でも不自然すぎるだろうと冷や汗をかく。
見るとアイスは既になかった。
「ふーん、まあいいけど」
軽く首をかしげた後、リンはそう言って体を起こして座った。
特に言及されなかったのはよかったが、違う、そうじゃないんだ。なぜ体勢を変えてしまったのか。無論口には出さない。
アイスを代償にさっきの光景をワンモアしてほしかった僕は、どうにかして流れを変えたかった。
「リ、リン。僕が食べさせなくてよかったの?」
不自然極まりない。
「はぁ? なんで?」
当然のごとく不審感丸出しだった。
いかにも、何言ってんだこいつというような表情で。
それは最もだ。僕だっていきなりリンに食べさせてあげるなんて言われたら、言われたら……正直嬉しい。
「もしかしてレンって…ドMなの?」
リンが眉をひそめて言う。
「違うよ!」
違う、断じて違う。多分。
「じゃあ、なんなの」
分からないといった風に呆れてみせるリン。
そんなの、僕のアイスを食べてほしいから、さらにその光景を見たいからに決まってるじゃないか。
……とは言えなかった。
けれどどうしても見たかった僕は行動に出る。
こうなったら強行手段だ。

僕は密かに呼吸を整えると、リンの肩に手を添え押し倒した。
唐突だったからか、抵抗せずにそのまま少しずつ上体が倒れていく。
「ちょ、ちょっと……レン?」
やや動揺を見せるリンを横目にアイスの袋を開封し中身を出す。
すでに表面は溶けかかっていた。
再びアイスをリンの前に差し出すと、僕は言った。
「僕のアイスも……食べて」


「え……」
状況が理解できず戸惑っているようだった。
「僕が食べさせてあげるから」
そう言いリンの口元にアイスを近づける。
リンは僕を見据え、次にアイスに目をやり、それからまた僕を見た。
「……何か企んでるんでしょ」
ぎくり。
「そんなことないよ、ほら」
アイスを軽く振り、リンを促す。
しばらく訝しげな目で見ていたが、ふと、あっ、と声を発してアイスを素早く口に入れた。
「ん……、もう、アイスがたれるじゃない」
溶けて雫をつくっていたのに気づかず、振動を与えてしまっていたのだった。
「ごめん」
そのまま首もとや胸もとにたれていたとしたら……それはそれで。
リンにはきっと怒られていただろうが。
ともあれ、良い口実ができた。
「でも口に入れたんだから、最後までリンが食べなよ」
「もしかして引っ掛けたの? 口つけちゃったし……食べるけど」
そう言ってそのままアイスを再度口に含む。
別に引っ掛けたわけではなくたまたまそういう風になったのだが、結果オーライ。
このやりとりで間接キスという言葉が頭によぎり、そっちもよかったかもしれないと思った……けれど。
やはりリンの食べ方は素晴らしかった。ずっと見ていたい。
観察していると、それほど時間も経ってない時にリンが言った。
「なんか恥ずかしいんだけど」
比較的小さい声で目を逸しながら。
「どうして?」
僕は問う。
一体何が恥ずかしいのか?
僕が見ているから恥ずかしいのか、それ以外の状況が恥ずかしいと思うのか。
「……別に」
目を逸らしたままアイスを舐める。
リンは答えなかったが、ほのかに紅くなった顔で何を考えているのだろう。
再度訊く。
「どうして恥ずかしいの? リン」
問い詰められるように訊かれリンは困ったような顔をする。目線は合わせない。
その間、僕はずっとリンを見つめていた。
やがて沈黙と視線に耐えられなかったのか観念したように、一呼吸置いてから答える。
「レンが、そうやって……見てくるから……」
僕と視線を合わせないようにか、伏し目がちで言う。
確かに僕は今日リンばかり見ている気がする。というか見ている。
さらに言えば、多分ずっと昔から見続けている。
いつもと違うということだろうか。
恥ずかしいと言うが、心なしか、アイスを食べる速度も遅い。
舌の先でチロチロと舐めているだけだった。
このままでも良いといえば良いが、先ほどのような光景をもう一度見たかった。
「リン、もっとちゃんと食べて」
アイスを軽く押し込む。
むぐ、とアイスを咥え、咄嗟に僕の手を上から掴むリン。
流れで目が合う。
いつもよりも可愛い、と思った。


普段とは少し違う照れ屋なリンを、つい見つめてしまう。
もしリンの言ったことがこのことだとしたら、僕は自然とそういう視線になってしまっているのだろう。

少しの間見つめ合い、先に目を逸らしたのはリンだった。
伏し目になり黙ってアイスを食べる。
「ねえ、リン……おいしい?」
「ん……うん……」
リンはやはり目を逸らしたまま言う。
夢中になって食べるくらいだからそれはそれは美味しいのだろう。
リンにあげた、僕のアイスは。
ここで少し、いじめたくなってしまった。
照れるリンは可愛いけれど、ほとんど黙りこんでしまったから。
「僕もリンが食べるの手伝うよ」
そう言って僕はアイスをリンの口内で動かす。
奥に押し入れたり手前に引き出したり、先端で舌に触れたり。
「っむ、ん……レ、レン……つめた、い……!」
ひんやりとしたアイスが歯や舌に冷たい刺激を与える。
冷たすぎてしみるのか、目を細めて瞬かせる。
「だめ、もう、待って……!」
リンが涙を浮かべ目を瞑り、ぷるぷると体を震わせる。
アイスを食べさせているだけなのに凄まじい背徳感があった。
アイスは口に出し入れしているのでほどよく溶けていく。
ミルクバーならもっとよかったかもしれない。
などと良からぬことを考えたり。
溶けて唾液と混じり一部がやわらかくなったアイスを取り出す。
「すごい溶けてるよ……リン」
口に含んだ場所以外もふやふやになっていた。
暑さもあって、早く食べてしまわないと全て水になってしまいそうだった。
未だ涙目のリンに横向きにしてアイスを向ける。
「早く食べないと溶けてなくなっちゃうよ」
「…………」
リンは恨めしそうに僕を睨むと仕方なく、という風に舐め始めた。
ただし顔は上気させて。
溶けて流れるアイスを舌で掬い舐めとる。
アイスに沿って絡まる舌がすごく魅力的に思えた。
そしてジュルジュルと溶けた氷塊を啜る。
零れないように慌ててしゃぶるリンを見ていると胸が高鳴る。
そうして凝視しているとたまにリンがこちらを見た時に目が合い、また恥ずかしそうに目を逸らすのだった。

そろそろ食べ終わるかと思った時、ふいに、雫がリンの口の端を伝い首筋に流れた。
「あ」
僕は咄嗟に唇で受け止めた。正確には舌だ。
今思えば、なぜ口だったのだろう。
多分、リンをずっと見ていたからだ。
「……レン」
顔を上げると、リンが赤面したまま目を見開きつつ睨みつけていた。
「う、ごめん、ごめんなさい!」
一体何してるんだろう僕は、と我に返って恥ずかしくなる。
とっくにアイスは食べ終わっていたので体を離す。
空気が少々気まずい。
「…………」
リンは座りながら黙って口元をぬぐっていた。
僕は心を落ち着けようとするが、まだ鼓動がおさまってくれない。
少ししてリンが口を開いた。
「最悪、あっついしベタベタするし……レンのせいだからね」
ご立腹な様子ではあったが、瞳が潤んでいるリンを見て僕はまた理性が緩み押し倒してしまいたい衝動に駆られた。
「リン……僕、」
言いかけたところでリンの両手が僕の顔を挟み制止した。
「涼むはずだったのに、せっかくのアイスを台無しにしちゃって……許さないんだから」
そう言いながら僕の両頬を指先でつまみ、結構な力で引っ張った。
「痛でででででっ!!?」


口が横に伸び引きつりスマイルになる。
この女、手加減というものを知らないのである。
「いだいぃ…! なにするんだよぉ…!」
肉が引きちぎれる勢いで割と本気で痛い。
10秒ほどそうしてから、頬から指が離れる。
「ふんっ」
「うぅ……」
思わず横たわって悶える。
とてつもなく痛くてじんじんする。
おかげで理性が戻ってきた。おかえりなさい。
「……レンのばーか」
リンの呟く声が聞こえた。
見るとリンが俯いて赤面している……ように見える。
その気が全くないこともなかったということだろうか。
いってらっしゃい理性。
「あーもう、ムダに汗かいた。私、お風呂入ってくるから」
やや早口でそう言ってリンは立ち上がった。
ここは男にとって最大のチャンスだと思った。
「ぼ、僕も、一緒に入っていい!?」
そんな言葉に対してのリンは。
「はあ!? バッカじゃないの!?」
動揺と怒りを混じらせながらそう言うと背を向けさっさと行ってしまった。
予想通りといえば予想通りだが、僕は調子に乗ってしまったようだ。

リンの後ろ姿を見送り、部屋に一人残される僕。
日も沈みかけ、だいぶ涼しくなっていた。
なのに体が熱いのは何故だろう。
もちろん、理由など分かりきっていた。
「――まあ、いっか」
にまり、と笑みが漏れる。
きっとしばらくこの仲から進展することはないだろう。
だけど、それでもいい。
最後に見せたあの顔。
照れを隠すために怒って見せるリンが可愛かったから。
手すら繋がないけれど毎日が満たされている。
明日もまた二人でアイスを食べよう。
その前に一緒にいつものアイスを買いに行こう。
明日こそは手を繋げるだろうか。
はたまた今日みたいなラッキーイベントが起こったりしないだろうか。

そう思った、夏の終わり。





僕のアイスバー(意味深)

タイトルは…ちょっと前の時事ネタです。笑
リンレンのこの距離感が好きです!
手をつないだこともなく、両想いにも関わらず何もしない(出来ない)焦れ焦れな感じがたまらんです!
といつつ、レンくんがとてつもないムッツリスケベになってる気がしますw
さらっと読める暗喩表現とほぼ何もしない微裏展開、肝心な所は見せないはだけに力を入れました!
もしどこかの表現の部分でこれはアウトー!ってのがあったらぜひ教えてください。
修正または次回でもっと遠回しな暗喩になります。
楽しんでもらえたら嬉しいです!

UPするのが遅くなってしまってすでに秋ですが、リンレンがいちゃついてて暑いのでまだ夏だということにしといて下さい!
9月入りたての頃はまだ暑いからいいよね!と思っていたのですが、時間がないとか地の文どうしようかと考えている間にもう10月に入ってしまいました。
本当はもっと早く書き上げたかったのですが、久しぶりに小説を書くので昔より力を入れたらどんどん長くなっていきました。
これでも猫写不足な気はするので、分かりづらい点などあったらすみません!
挿絵は小説と関係なく描いた落描きなのですが、どうせなら挿絵にしようかなーと思って入れました。

…というか読み返したら本当に心の底から恥ずかしくて死にたい衝動に駆られました!
どうしてこんなの書いちゃったの!?
もう見れないです! 叫びたい!
7300degree


2014/10/05


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