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「エース隊長はバカなんですか」
「てめくそだな黙れ」
「あトイレいきたい」
「ほんと何なのお前」

ぐさり。あ、なんか背中にささった。エース隊長なんか矢投げつけやがった。ナイフみたいなの。「いた」て背中さすればケツ!て顔された、うわえげつねえ眉間に思わずシワ寄っちゃったよ。

「暴力反対ー。自分、生身ですので変な実食べたエース隊長と一緒きすんなよボソリ」
「ファックユー。トイレ行けよ漏らすなよ良い歳なんだから」
「ファックユー。ありがとーございます。さっすが隊長」

パチパチ拍手で隊長敬う。もちろん敬ってないけど。「あとで覚えとけよヤシロ」知るかボス。ぐさり、と懐にあった、さっきのお返しのナイフ飛ばしてやった。あ、いっけね。ミスった。「ヤシロてっめえ!」「あ」隊長が避けるから別の人に当たってしまった。サッチ隊長にヒット。隊長ロギア、あったんねーや、いっけっねっ。

「あ、流れ星」
「みえるか!騙されるか!昼間だっつの!」

戦闘しながらお喋りなんて器用すぎる。拍手してるとまた背中になんかささった。ぐさり。恐る恐る後ろ向けばなんか燃えてるメラメラって。

「トイレはー?」
「あ、いっけね。」
「お前のミスはー?」
「隊長のミスー。」
「責任はー?」
「隊長がとってくれますー。」
「お前のノルマはー?」
「愚問だぜっ」

あははははは、親指を突き出す。だって面倒だし怖いし。疲れるし寝たいしボソリ。だけど隊長怒ってるっぽいから小声で言った自分ちょうやさし

「てめえ本当だりいよ。ちがう隊いけよ」
「またまたー。とかいって自分のこと好きなんでショー。」
「うわっ鳥肌たったー」

ひええっ、てすんごい嫌そうな顔してるエース隊長。うわ、しんがいだ。顔歪む。そんな自分たちみてからか不死鳥マルコフため息

「ヤシロ、トイレはやく行ってこいよい。お前ら後で雑用だぜい」
「お。がちすか。戦闘よりそっちのがいいや。さすが男前っすマルコフ隊長」
「本当なんで二番隊なのお前、なんで海賊なのお前。」

エース隊長のため息戦場に響く。バカだな火拳。オヤジあいらぶゆーなんだし。 next

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嘘つき、走る

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