エース隊長ー今日はなんの日かわかりますー?あ?んだよ命日お前の。くっそしねよ火拳野郎ボソリ。...ゴツンて。えいつもより痛いんですけどー。あ、炎だしてるからか火拳野郎がちでしねよボソリ。
「んで、なんの日。そしてなにこの手。」
「くれくれくれくれ」
「ごめんわっけわかんね」
手をだすとパシンて叩かれた。いって。ほんとイヤになっちゃいますよねーて言えばフン、て鼻で笑われた。「給料ならやんねえぞ」てちげえし単細胞
「今日は世間でいうバレンタインデイて知ってましたー?」
「あ、いっけね」
「ほら、部下に感謝する日なんですよねー」
「あ、いっけねお前に感謝する内容見当たらねえや」
「え?一緒にいてくれてありがとうって?」
「ワオすげえなお前。ねえどう解釈すればそれたどり着くの」
「またまたーてれんなってー」
「どつくなって」
しかもわっけわかんねえし。て自分がどつけばイヤな顔する隊長なにやら疲れてるのか。顔がやつれてる。あ、元からか。「チョコチョコチョコチョコ」ボソリ。したらベチンて後頭部。
「お前は女だ」
「それは自分も知ってますよ。ハン」
「いま鼻で笑ったよな最後。てめえ目腐ってんじゃね?て目やめてくんね」
俺がわるかったわーて最終的にはそれかよ。なら言うなしくっそ火拳野郎ボソリ。「だが今日はお前の日じゃねえし」て抜かすもんな。むしろ俺の日だしってくっそだなまじめに
「むしろお前が俺になんかくれる日」
「知ってました?わの国では一般的そーかもしれないですけど、自分の国では逆だし。ハン、そんなことも知らなかったのかよほんと単細胞ボソリ」
「よし顔あげて歯を食いしばれ」
「そんなのいやです。ぜっていてえし」
「だろうな」
コキコキと拳ならす馬鹿単細胞。あ、間違えた。火拳野郎。グットタイミング、あ、マルコフとサッチとイゾウ隊長だー。それ見てかチッて舌打ちしたぜ単細胞。
「よう。ほんと仲良いなお前ら。」
「...あれ仲がいいっていうの?」
手をヒラヒラさせてこっちに向かってくれば隊長ったらしかめっ面。うわ、おっかね。助かったけど
「やけるねえエース」
「なにしにきたよお前らイゾウ口が笑ってるから」
「まあまあ怒んなって」
「お前も笑うのやめろよい移る」
「あ、いっけね」
ケラケラケラてまるでオモチャを構うように笑ってるよイゾウ隊長。自分もこんな状況でもそんな余裕の笑み浮かべてみたい。マルコフもうつったぽい。あ、火拳野郎メラメラメラメラ。
「だからなにしにきたよ」
「お前に用があってきたわけねえよバカめ」
「ほんとお前らイヤ」
「...ねえイゾウくろくね?ね、くろくね?」
「今さらだろい」
え、俺知らなかった!てサッチ隊長。それ完璧無視なイゾウ隊長すばらしき。ホケーて見てたらマルコフと目があった。え、なんですかー?なんて首傾げればガバッてなんか暑苦しいんですけど
「やっぱかわいいなあー」
「イゾウ隊長、暑いんで離れてもらえませんー?」
「趣味かわったなイゾウ」
「イゾウはヤシロ溺愛してっからエース以上に」
そしたらまた隊長メラメラ。「だから何しにきたよお前ら」だってさ。おっ!そうだっと言って自分からちょい離れるイゾウ隊長。
「ほらチョコ。すきだろチョコ」
「さすが。イゾウ隊長どっかの単細胞とは違いますねー」
「おい単細胞って誰のこと言ってるよ」
「無自覚なんですかー?それがまたすごいですー」
「くっそ燃やす」
うぎゃーうぎゃー喚くなし。うっせ。ポンて頭にあったかいの乗っかる。「あ、マルコ隊長」うしろにサッチもいたけど
「ほらやるよいチョコ」
「おれのは究極だぜ!」
「あ、涙出てきた」
「くっそ芝居はいらねえよい。それが余計だよい」
あ、ばれたか。てゆーか「チョコチョコチョコ」隊長凝視したらまたチッて舌打ちされたぜ。ガサゴソなんかポシェットから取り出した隊長。ポイって自分に投げてこう申す
「お返しは倍な」
「ほんと素直じゃないですよねー」
「ほんとお返しは倍な」
あ、聞こえね。そばでケラケラケラ、マルコフたちの笑い声。「エースやっぱヤシロは16番隊があってるよ」てなんか話し飛んだんですけど。
「喜んどけよヤシロ」
「うれしいな」
「ほらいっつもこう交わされる」
な?となんかマルコフとサッチに説明しちゃってるあたり
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