「昨日トレイと話してたよねえ〜」
「うん。話してたかもしれない」
「だよねえ〜どうだった〜?」
「ふつうだったよー」

うそだあー鬱陶しくなかった?ていうシンクちゃん。何気シンクちゃんて毒舌だよねっていえば「そうでもないよ〜?」てさ。小悪魔デビルだよキミ。苦笑いしながらポンポンて肩たたけばふわふわ笑う。え。おこってるよね。完璧に。手を急いでひっこめた。

「フウコってさ、チャレンジャーだよねえ〜。わたしそういうの好き〜」
「まじで?うれしいんだけど」
「ほんとほんと〜」

くっ!泣かせるぜ!シンクちゃん。流石、唯一わたし絡んでてよかった。正論すぎることついてくるもんねっシンクちゃん。「きっとフウコはクラス0にはいれるよ〜ノリが」とかなんとか言われたけど、最後のいらないと思うんだがシンクちゃん。えええ、て苦笑いしてるとふわふわまた笑う。

「だから魔法勉強しなよ〜」
「え。それはいやだなー」
「どうして〜?」
「ほらわたし魔法できちゃうとみんな嫉妬しちゃうじゃん?嫉妬ではぶられるとかわたし泣いちゃう」
「あはは、面白いこというよねえ〜。それはないとおもう〜」
「ですよねー」

ケタケタケタ。ナギ氏とにているこのニュアンス。要するにわたしは下の下か。シンクちゃんいわゆる魔法できないやつはダメなやつ部類らしい。わたしダメなやつらしい。「マザーに好かれないとクラス0むりだよ〜」てグサリ。

「うん。だから白虎うかりたかったなー」
「そしたらわたしきっと殺してるよねえ〜フウコを」
「そうだねー」

あ。朱雀民だけども白虎にいればみんな敵なんだよね忘れてた。「よかたー。朱雀民で」「だよねえ〜」っていう。ここのメンツ敵にまわしちゃうとこだったということか、なるほど。

「面白いよねクラス0」
「ありがと〜」

ほめてないけどねー。これいっちゃいけないけど。



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