かわいい。素直に見とれてたらバチリと目が合いほほえんでくれたクラス0のあれ。あはは、なんて笑えば「なにかお困り事でも?」なんていいやつ!涙でてきた、出てきてないけどっ。「いやべつに、」えへっなんて言えば頭上に疑問符だ彼女。
「合同演習いかなくていいんです?」 「エースくんにも言われたわそれ」 「エース?」 「ほら、今日の合同演習てさ魔法じゃん?むりむりむりむり。げろってしまうヨ」
ぶんぶんと顔横にふれば「エースのお友達ですか?」なんて噛み合ってなくね?まあ、いいけどさ「ううん顔見知りかな」ちょっと絡みにいったんだよね。なんていえば困ったようにまた笑う彼女。
「もしよろしければですが、わたしと合同演習やりますか?」 「え合同演奏のまちがい?」 「合同演習です」
だってさ。君楽器つかうじゃん。魔法つかってるじゃん。むしろそれで私に魔法かけて魔法を使えるようにしてもらいたい。心で思ってても顔は正直だ。「だめですよ、へんなこと考えちゃ」とか言われる始末。不覚である。
「クラス0との合同演習なんて夢のまた夢だよねー。やれたらいいけどアレシアさんに怒られるし」 「マザーですか?」 「クラス0は特別らしいヨ」
棒読みでいえば顔少しくらくさせるクラス0の子。「それは、考え方の違いじゃ」とか真っ直ぐだこの子!「だね」一応肯定しておこう。
「わたしは特別だなんて思ってないしね」 「え?」 「わたしもクラス0に匹敵するとおもう。磨けば」 「......」
ほら、誰にだってはいれるんだよ!なんていえば「クラス0に入りたいんですか?」つって。あ。だってマキナとレムちゃん入れたしね。ならば入れるだろうという仮定である。
「いや入れるんじゃね?ていう考え」
そのマキナとレムちゃんのことうんぬん話せばなにやら納得しとりますね彼女「...たしかに、」と。
「なら特別じゃないじゃんね。マキナとレムちゃんいるし」 「要するにマキナくんとレムさんは同等であるからそのクラス0わたしたちも同等であるということてすか?」 「んーまあ、なんかちがうけどそんな感じだよねー」
実際ねらってたしねークラス0に。あ。これ嘘だけど。ケタケタケタ。ふざけたようにわらってやった。完璧まけるけどな。
「特別か特別じゃないかなんて自分で決めるヨ。なんて自分美化してみる」 「...日記みたいですね。なんか。」 「あ。よくいわれる」
クラス0のデュースちゃんぐっばい!て手を振ってわかれた。「また」ってさ。いい子だったなデュースちゃん。
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