朱雀のへんな学校になんかノリではいってる。まああれだ。いわゆるオカンとかオトンとか白虎に行かせようとしてどうやら失敗したらしい。まじくっそだとおもった。え。なんでくっそかって?そりゃひねくれたくもなる。白虎ってなに。朱雀民ですけどわたし。ついついツッコミたくなった。「えらくなんなさいアンタ」そういわれて「え。なに、」「出世して楽にさせて」そうきたかオトンオカン。どうやら経済的に我が家はきちいらしいという。

「え。それ朱雀でよくね?」
「あんた魔法使いじゃないでしょ」
「え。なななんで白虎よ?」

アン?ていうふうに解いたたればオカンたらため息してくれちゃってさ「...不本意だけど」ボソリという。

「あんた機械いじくれるじゃない。才能ねまさしく」
「ごめん。わっけわかんね」
「白虎にいけばアンタは確実に出世するという占い」
「願望の間違いじゃ、」
「え?」「...なんでもないです」

こうして白虎のお偉いとこに受けることになったんだがわたしは見事に失敗をはたしましたとさ、まる、おわり。


「すげえな、お前んち。」
「だろ」
「魔導院ばかにしすぎじゃね?ごめん、一気におれ殺意わいてきたわ」
「だろ」

知ってたぜナギ氏。これいうと友達なくすんだよね、ボソリ。そりゃそうだろ敵だろお前。ハンッ、冗談よせって。わたし朱雀民だぜリアル。

「つうかさ、0組じゃないの不本意」
「すげえな、お前。びっくらこいた。」
「先の事まで考えてるって?」
「いや。その自信が」

魔法できないのに。ぶつくさぶつくさ。そんな横にいるナギ氏と0組メンツをながめながら。「いーなー」とか言ってみる。思ってないけど。ケタケタケタ。顔見合わせて腹かかえてわらうナギ氏とわたしの茶番劇でしたとさ。

「とりあえず勉強しとけよお前」
「だよねー」

へらへらへら。悪友わたしら、実はにやり。



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