きっかけは、ある舞台だった。
片桐仁という役者が客演として出ていたのだ。
f:ねー、この人お笑い芸人らしいよ。
繭:知ってる。ラーメンズっていうんだ。
この時点で、わたしはラーメンズのネタを見てすらいなかった。
片桐仁の存在は知っていたが、相方の名前もわからなかったのだ。
出ました、得意の知ったかぶり。
そんなわたしがラーメンズのネタを見たのは、それから半年後。
たまたま近くのTSUTAYAさんに、ずらーっとラーメンズ本公演のDVDが揃っていたのだ。
暇だし、映画じゃなくて、お笑い見るかな。
THE・3名様←調べて)シリーズを制覇したわたしは、TEXTに手を伸ばした。
またジャンルの違う「笑い」を借りたという認識だった。
なんなんだ、この人たちは。
異質だが、とても緻密なネタ。
いや、ネタではなく、戯曲に近かった。
そして、最初は片桐さんだー、とミーハー気分でそちらに目がいっていたのに。
圧倒的な演技力。
安定感が度を知らない。
小林賢太郎氏に、ぼくはやられてしまった。
それから、長期休暇だったこともあり、2〜3本本公演をまとめて借りて、見終わったらまた借りて・・・
と、どんどんラーメンズに染まっていった。
と同時に、
小林氏の舞台に対する姿勢や情熱に感化され、
わたしは、
初めて演劇と向き合う、ということをした。
自分にとって、舞台とは・・・
そして、ものづくり人として、憧れ、尊敬しはじめた。
片桐さんはただ単にファンにならざるおえなかった。
だって可愛いんだよー・・・
片桐さんは可愛いです。
てなわけで、度を超えて、書き物を始めたわけです。
夢小説とかも書いていこうかななんて思ってますが、基本、戯曲に対するわたしなりの解釈で書いたオリジナルストーリーです。
世界観にあえばよいのですが・・・・
ともかく、よろしくお願いします。