「うっ、う......」
なんだ。もう朝になっちゃったのか。
あんまりよく眠れてない気がするけど.....。
そう目を開けると、視界いっぱいにおっぱいが広がった。
「ぎゃあああああああああ!!!!!」
「兄さん!どうしたの!」
「あっ、あっ、あふっ___」
妹のエレインが心配して様子を見に行くと、やっぱり泡を吹いて倒れているハーレクイン、兄さんのすがたを見つけた。
そして兄さんの上には裸のレアちゃん。もう見なれた光景で、しかも裸がキレイなせいで下品な物だとも思わない。
いつも通りだ。
「あぁなんだ、レアちゃんか」
「おはようございますエレイン様」
挨拶をかるく返すと相変わらずエロっちいホクロのついている口でニコリとされたので、なんだか私が恥ずかしくなって出てきちゃった。兄さんとの邪魔にならないかしら。
「どうです?私の胸で迎える朝は」
「もう!なんてことしてくれてんだ......」
「え?それは
ハーレクイン様と朝から一発しけこもうと思って」
ブバッ!!!!
人差し指をピンとはって名案でしょ?というエロい使い魔の色気にやられて、ハーレクインは鼻血を吹き出しながら、やむをえない形で二度寝に入るのであった。
30.8.23
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