氷凝り
旨く言えそうにない
しろくてうすくてにがい
ばらばらに剥がれた
茎を何度も切ろうとした
誰が不安なのか
二体は互いの首に手をかけながら死別した
愛すの舌
アンブロワーズ
小鳥は戻れないと嘆いた
うとうと死ぬ
ギュイが笑わないのはなぜか
それを鳩の餌にした
最後に泣いたのは腹から出たときだ
いくついくつ
獣にだってなれる
不幸になったみたい
ひんむいた痣から花が生まれて
サイモンは海を食べた
ナニーは水のなかへ
青い歯
こおりづけ
サイコ・ベリー
いちいち見つめてしまうよ
目なら潰してやればいい
フランス製
逆鱗
おまえなんか目玉焼きの焦げだ
ジュリアンは耳を棄てた
花を放り投げたレイエ
おおきくなったら
ドゥ・ラ・パトリエール
ニュクスに変死した
花を触らす
舌筆尽くしがたい
いたたた
子亡しのバルトロメ
女々しき
あかん
しいひん
かわええ
なんなん
どこみてはるん
なんよ
ええやん
あほか
メロウがしんじゃった
陽を浴びせてやろうか
向日葵の画
ぼくシュール
神さまのせいにしよう
きいろいぶくぶく
出鼻くじいてやる
お前は死なない
お前が生かしたんだ
お前の骨を撒いてやろう
わたしをみろ
お前なんかジョバンニじゃない
潰れた肺に卵がいっぱい溜まるので
右目にライオン
さながらばかだ
床下のあ・あ
冗談じゃない
くくくく
ひひひひ
鬢を撫でる事しかできない
白目を剥いた
髪に花を飾って
姦婦
姦夫
kanpu
いきいきとしている
まるで花がない
名無しが転んだ
君に似ていてとてもきれい
上手に騙す
こわれないゆめがほしい
かなしくないなんて
そうなるね
だろうね
多分ね
しかし底に愛は微塵も無かった
肉々しい
骨を力一杯ひっぱった
世界なんて二度としらなくていいから
花とニンフ
ヘーゼル・アイ
マダム・メアリー
あの子が流れた日
おまえの誕生日がわからない
糞ヒューマノイド
しんでもアダリーだった
あたらしい名前
爪いらん
脳と不倫した女
愚図愚図としている奴ら
宇宙に花が咲いてたらいいのに
わらわないでいいのに
ふたりになれたのに
しななかったのに
汚水とエリスリトール
点眼薬と頭のないリンダ
あの腹をさらに潰す
ダミアンくたばりやがれ
故人が孕んだ
ああ透き通る血管スープ
ひねる子
あえぐ子
わめく子
蛆の子どの子