UPDATE 歌劇伝《埋葬編》・感想 2015/01/13 07:24 最遊記歌劇伝burial、13:00からの部に行ってまいりました! ※この記事はネタバレを含みます。 ※また、大変長くなると思われるので感想と考察2つに分けます。 ※考察は後でネタ帳に上げます。 ※此方は感想≠ネのでほぼ箇条書きです。 先ず一言、今回も行ってよかった≠ニ心から思える素晴らしく充実した内容でした。本当にいつまでも看ていたくなるような舞台でした。私は歌劇伝は二度目ですが、今回の埋葬編は個人的に本当に思い入れのあるものだったので(何と言っても烏哭さんの過去ですからね!)にも関わらず、ミュージカルで心底楽しめるというのは凄いことなんじゃないかなぁと改めて感じた次第です。 ※ここから箇条書き! ※内容前後したらすみません。 ・開始前からポストカードという名の烏哭さんに一人泣きそうになってました。 ・冒頭から烏さん達の舞があり、なんだやっぱり埋葬編の主役は烏哭さんなのかと再認識 ・背景スクリーンのお月様の演出がとても綺麗。因みに全編通してやっぱり月がテーマになっていて、看ている♂縁oが凄かった。 ・光明さんが月を仰ぎ後ろ向きで立つ構図の再現があり、「この人のラスボス感すげーな」と(笑) ・烏哭の章、原作を補足するような形で作り込まれていて、烏哭クラスタとして本当に嬉しかったです。 ・始めに言うと、埋葬編の構成自体が舞台ならではのオリジナル演出になっていて、前回のカミサマ編ラスト&定番モノローグ→烏哭の章(光明さんと会話するまで)→玄奘三蔵の章→孫悟空の章→プロローグシーン→15分休憩→悟浄&八戒の章前編→後編→烏哭の章(剛内さん倒れる場面〜ラスト迄)→エピローグシーン→再びカミサマ編ラスト…という流れになっており、各章の繋ぎに光明さんや健一さんや健邑くんのナレーションが入るというストーリー構成でした。で、原作だと初っ端で烏哭の章終わってしまうのでこの構成は個人的に嬉しかった! ・↑流れ間違ってたらすみません ・健邑くんと健一さんが同じ場面に同時出演する演出も舞台ならではだなって。 ・↑は過去と未来∞内的思考と現実≠対比させる意味もあったと思うんですけど、内的思考、つまり烏哭さんの思考回路を脚本なりに構想して盛り込んで下さってたのがこれまた本当に嬉しかった! ・これはマジで(前回God Childでも思ったんだけど)二次創作する上での幅が広がります。舞台自体、原作者様を挟まないという時点で二次的なものとも言えますが、それがいい感じに「成る程そういう見方もあるのか」と改めて考えるきっかけをくれる。 ・詳細は考察で書きますが、特にノケモノで今後使おうか悩んでいたシーンを「あ、これでよかったんだ」と思わせてもらえたのは大きかった…有難うございます… ・烏哭の章前編はあれです、健邑くんが自作の官能小説を読み上げるシーン、あそこに至るまでとその後の繋ぎ含め、よくぞ再現&増構築してくれた! ・藤田さん(健邑役)の声がまたエロいんだ…。唐橋烏哭さん素晴らしいクオリティだと思ってたけど藤田さんもね、あれは素晴らしいね。健邑くん役が彼でよかった… ・ちなみに藤田vo.の曲はVoidが好きです、理由は割愛。これからDUSTZ聴く度に健邑くんカラオケ妄想しそうですみません。 ・実は今回、1シーンだけマジ泣きした箇所があるんですけど、「ねぇ、僕の声は聞こえなかった?」は本当に反則だった…。これも詳細は考察で書きますが、あたしがずっと思っていたことをまさか公式がぶちかましてくるとは…。やっぱりそうだよねそうなるよねって考えたらもうだめだった泣いた ・玄奘三蔵の章は、やっぱり鈴木拡樹くんの玄奘はホンモノだなぁと。座長ということもあり意気込みが違うところもあるのかもしれないけど、彼の演じる玄奘は本当にカッコイイと思う。これは全キャストさんに言えるけど声も合ってるよね。 ・唐橋さんは遊び心溢れてるところがまた烏哭さんっぽいんだけど、拡樹くんはあのストイックなところがいいですよね。 ・玄奘ボコられシーンはやっぱり笑いました、ファンの方すみません。 ・光明さん(幻影)の登場の仕方がもうほんと美味しいんだよなぁ。あの人ずるいわ! ・孫悟空の章はほんと、鯛造くんのアクションシーンが凄かった。否、全編通して彼のアクションホントかっこよかったです。 ・悟空は玄奘に出会えてほんとよかったね。お腹が空くことが嬉しいって、何も悟空だけでなく、私達が普段忘れてる幸せなんだと思います。と、前日に居酒屋で大食いからのラーメン屋という女にあるまじき暴食をした私が言います。 ・休憩時間はWCに一直線しました。襲い来る尿意!!黙 ・後半は悟浄と八戒なんですが、鷭里イケメンすぎだろぉおお!!! ・鷭里、描かれてないけどあの後死んじゃうんですよね…。彼をあそこまで表現してくれて本当にありがとう… ・カミサマ編のボニクラに引き続き、唐橋さん今度はヤ◯ザの子分(チンピラ)として新年のご挨拶と共に登場www ・今度は剛内役のタイソンさんとコンビだったと思う。鏡餅ほんと笑いましたww唐橋さん好きだわwww ・鷭里の歌の(確か)本当に怖いのは他人か自分自身か≠チて歌詞と、台詞・行動と、悟浄の「最初から期待しちゃいねえよ、他人にも、自分にもな」がいい感じにリンクしてやばかった。 ・からの八戒が助けに現れるタイミングね!改めて、悟浄が初めて期待できた人物は八戒なんじゃないかなって思いました。 ・それを踏まえての、でも鷭里も確かにダチだったんだよってのがきちんと表現されていて良かった。って、これは考察ですね(笑) ・で!ここでも玄奘かっこいい、っいうか演出が神だったんですが、百眼魔王の城跡地で玄奘が経を読むシーンが本当に見事でした。 ・そして再び烏哭の章。健邑くんと光明さんの壁越しの対話、また泣きそうになった。ヘイゼルの心に烏哭さんが残したのが光を腐り落とす焦げ跡なら、光明さんが烏哭さんの中にナニカ刻み込んだのはあの瞬間だなって改めて。 ・前後しますが、健邑くんが剛内さん組み伏せる場面もとても参考になりました有難うございます ・そして健邑くんが剛内さんを倒すシーンの再現も素晴らしかった。あのシーン、健邑くんは最初から剛内さんと決別してて力量的にも越えてた訳だから、あれは他の修行僧達のように越える¥齧ハではなく光明さんに託す<Vーンなんですよね。烏哭さんの額にチャクラが無いのは性格とか以前にこれが影響してる気がする。 ・で、エピローグ。賭けのシーン。この賭けの真意って今のところ読者の想像に委ねられてると思うんですけど、歌劇伝はそれを一つの形として表現してくれたと思います。 ・烏哭さんはやっぱり、この瞬間光明さんと表裏一体である道を選んだんだろうなぁ。それで多分、カミサマを拾った。月の光を拒みも受け入れもせず、ただ対極である道を選んだんだと思うと、烏哭さんやっぱり不器用すぎるよ… ・本編最後はカミサマ編に戻るっていうのもイイよね。で、白法衣藤田烏哭さんと黒法衣唐橋さん烏哭さんガン見しました。 ・長くなりましたが、色々と割愛しつつ感想はもうじきラストです。 ・最後、まさかの健邑くんと玄奘の共演で瞬間的に思考停止しました。あ れ は ず る い!! ・歌詞の対比が絶妙。 ・で、健邑くん+玄奘→健邑くん+健一さん→健邑くん+光明さんの流れ、完全に私を殺そうとしてた ・さらに+剛内がもう ※お察しください ・カーテンコール、今回この部はダブルまでだったけど、唐橋さんと藤田さんのやり取りに笑った。あと藤田健邑くん登場の仕方までかっこええ。 ・で!! 拡樹くんの挨拶の仕方と唐橋さんのお辞儀の仕方相変わらず素敵だなぁとか考えてたら! ・藤田健邑さん引っ込む時にさりげなく片手挙げて消えたんだけど!!なにあれたらしか!?いけめんすぎるだろ最後の最後まで健邑くんを見せて(魅せて)くれてありがとう!ございます!!ほんとごちそうさまでした!!! 長くなりましたが一先ず感想は以上です! ここまで読んで下さった方、会場が後楽園だけにあたしと握手!!です。本当にありがとうございましたっ! 追記:隣の席に座ってた人、開演前は三蔵一行の話しかしてなかったのに席を立つ時に「健邑かっこよかったな!」って言っててあたしが嬉しくなりました! |