元気のない夢主を励ます暗チ


▼リゾット
オフなのに元気のない夢主の前にリゾットは膝をついて目線を合わせると「おまえはよく頑張っているな」と頭を撫でる。「そんな、私なんか…」と否定する夢主に「いいや、オレは知っているぞ」と優しく微笑む。それに涙が溢れ出した夢主が落ち着くまで何も言わずに頭を撫で続けてくれるし、反対の手では力が入って握りしめている夢主の手を大きな手で包み込んでくれる。
「ありがとう、リゾット。私、頑張るね」と夢主が言うとその頬をムニっとつまんで「コラ、だからおまえは気張りすぎだと言っているだろう」と言う。「せめてオフの時は仕事のことは忘れて自分を労ることに専念しろ、いいな?」と言うと少し不服そうな顔をして「リゾットには言われたくない…」と言う夢主に「フッ、何か言ったか?」と頬をムニムニするリゾット。


▼ギアッチョ
「ん」と夢主に向かって両腕を広げるギアッチョ。突然の事で何がなんだかわからない夢主は頭に?を浮かべる。「クソがっ!こっち来いってことだろうがよォ!」と恥ずかしそうに叫ぶギアッチョに慌てて抱き着くと夢主の背中に片腕を回し、もう片方の手で夢主の頭に軽く拳を落とす。痛っと夢主がギアッチョを見上げると「オメーはよォ、よく頑張ってんじゃあねぇか。たまには休んだっていいんだぞ?」と夢主を見つめながらそう言うギアッチョ。それを聞いて目に涙を浮かべ、俯いてしまった夢主の頭に自分の顎を乗せて両腕を背中に回してずっと背中をポンポンと叩いてくれる。
その後少しして夢主が身動ぐから乗せてた顎をのけて夢主を見下ろすと、ようやく涙が落ち着いた夢主がギアッチョの胸に顔を埋めた状態で目だけでギアッチョを見上げてる。目が合うと恥ずかしそうにへにゃって笑うから心臓ぎゅううううんてなるギアッチョ。


▼イルーゾォ
イルーゾォは膝を抱えて険しい表情をしてる夢主の背中にドンッといきなり自分の背中をぶつけるようにくっついてくる。驚いて振り返ってイルーゾォの名を呼ぶ夢主に返事もせず、そのまま無言で背中を合わせてくる。何も言わないイルーゾォに夢主も前に向き直すが、誰かがそばにいてくれるという安心感、背中から伝わる温もりにただでさえ弱っていた夢主は涙が溢れてくる。涙は止まらず、嗚咽を我慢するようにグッと息を飲み込むと「おい」とイルーゾォに声をかけられ体を反転させられる。「泣くならこっちにしろ」と夢主の肩を抱いて自分の胸に引き寄せる。ついに我慢できずに声を上げて泣き出した夢主の背中を不器用に撫でながら、夢主には気付かれないようにそっとその頭に唇を寄せる。
その後泣き疲れて寝てしまった夢主をベッドに寝かせてやると頭、目元、頬と順番に撫で、夢主が目を覚ますまでずっとそばを離れないでいる。


▼メローネ
ずっと表情が暗く、まともに食事もしていない最近の夢主を見かねたメローネは「なんだっていい、何か口に入れてくれ」とパンやお菓子などを大量に持ってくる。「用意するから君の食べたいものを教えてくれ。それから君の好きなことをしよう。君の行きたいところに行こう」オレにはきっとその苦しみを代わってあげることは出来ないが…君が心配なんだと本人よりもつらそうな顔で夢主の手を両手で握るメローネ。「君が今一番好きなものはなんだ?どうすればまた君の笑顔が見えるんだ?」と尋ねるメローネに「…メローネ。私が一番好きなのはメローネだよ」と夢主は答える。「私、自分のことに手一杯でこんなに心配かけてるなんて気付かなかった…メローネとしたいこともメローネと行きたい所も沢山あるの」付き合ってくれる?と言う夢主に「ああ、いくらでも付き合うよ。ずっと、そばにいるからな!」とそれぞれの肩に顔を埋めて少しの間二人で泣いてる。


▼ペッシ
上手く慰めることも出来ないけど何か少しでも夢主のために出来ないかと思い、「オレに何か出来ることはない?なんでもするよ!」と言うが、迷惑をかけたくない夢主は「ううん、大丈夫。ありがとう」と力なく笑う。断られたことに一瞬辛そうな顔をするが、直ぐにキリッとした顔になると「確かにオレはまだ××に頼ってもらえるほどの男じゃあないけど、それでも好きな子のそんな元気のない姿は見たくねぇんだ。オレに言いたくないならそれでも良いから…誰にでもいいからもっと頼ってくれよ、みんな××が心配なんだ…」と両肩を掴む。そっか、こんなに心配かけてたんだと反省する夢主。「じゃあ、ペッシにしかお願いできないことがあるんだけど、お願いしてもいい?」そう言うとパアッと嬉しそうな顔をして頷くペッシに「少しの間でいいから抱きしめてくれないかな?」と言えば顔を真っ赤にしながらもすごく優しくそっと抱き締めてくれる。


▼プロシュート
どんなに言っても自分を顧みない夢主に痺れを切らしたプロシュートは「別にもうそれでいい。オレがしたいようにやる」と言ったと思ったら夢主を肩に担ぎ上げて連行。食事の用意をすると夢主の口元にフォークを差し出す。「最近まともに飯も食ってねぇだろ。早く食え」と凄んでくるが、いつまでも食べない夢主に「いい加減にしねぇと口で直接食わせるぞ」と言われて慌ててパクッと食べる。その後も差し出してくるのを食べ続ける。食べ終わった後もずっと夢主にくっついてきて、「私やらなきゃいけない事が…」という夢主から「今日はこのことは忘れろ」とそれを取り上げる。「もうそんなことも考えられないようにしてやるよ」と抱き締めては撫でたり手を握ったりキスをしたりとスキンシップを続け、夢主は恥ずかしいやら嬉しいやらでそれどころじゃなくなるし、存分に甘やかされる時間が続く。
夜、睡眠もまともに取ってなかったため、はやい時間に夢主をベッドに入れると自分もその横に寝るプロシュート。「今日さ、最初はプロシュートに邪魔されたみたいに感じてたけど、ずっと仕事のことを考えて時間に追われて…そうじゃあない穏やかな時間を過ごしたのは本当に久し振り」ありがとうと微笑む夢主の頬を撫でると「そうだ、その笑顔を忘れちまうぐらいまで自分を追い詰めすぎんじゃあねぇぞ」とプロシュートは額にキスをすると「ほら、今日は早く寝ろ」と夢主を寝かしつける。


▼ホルマジオ ※【暗チに囁かれる】を加筆修正したもの
夢主の脇に手を入れて持ち上げると向かい合うように自分の膝の上に跨がせて座らせる。「最近お前、元気ねぇよな。何があったのかオレに話してみろって」とおでこをコツンと触れさすと頭をポンポンと撫でて話すのを促してやる。ぽつぽつと夢主が話し始めたのを相槌を打ったり返事をしたりしながら聞いてあげる。次第に声をつまらせながら眉間に皺を寄せて泣かないように話すようになった夢主の頭を自分の肩に乗せて顔が見えないようにしてやると「ほら、我慢しなくていいんだぜ」と我慢させずにきちんと泣かせてくれる。
しばらくその状態を続けた後、落ち着いてきた夢主が「今、顔ひどすぎてあげれない…」と言うと「へえ…どんな顔してんだァ、見せてみろよ」と夢主を引き剥がして顔覗き込もうとしてくるから「恥ずかしいからイヤ!」とギューッと抱きついてくる夢主が可愛くて仕方ないホルマジオ。


▼ソルベ、ジェラート
ここ最近元気のない夢主を見て「どうした、誰かに何かをされたのか?」「おまえを苦しめる奴はオレ達が排除してやる」どこのどいつだと真剣な表情で夢主を問い詰めてくる二人に「違う、違うから!そんなのじゃあないから!」と慌てて否定する夢主。「ちょっとやらなきゃいけない事があったんだけど上手くいかなくて…でも私がやらないといけなくて。そのプレッシャーにちょっと参っちゃっただけなの」と言う夢主に尚も険しい表情をする二人。「結局はおまえを苦しめてることには変わらないだろ。」「出せ、やっぱりそんなものは排除だ」と尚も凄む二人がなんだか可笑しくて笑ってしまう夢主。「おかげで元気でたよ、ありがとう」という夢主に少し不服そうにしながらも「何かあったらすぐ言えよ」と言う二人。



▽リクエスト
頑張り屋夢主が精神的に参って体を壊しかけてる時の暗チ

Twitter 2019.04.24
2019.04.26


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