2020/04/27:予防線だらけの恋


また結構な月日が空いてしまいました。
今回は原作の七話と八話です。デュエルが二回入ったこととオリジナルの話を詰め込みすぎたのかまた結構な長さになりました。
オリジナル部分を書くのがものすごく楽しかったです。
原作のストーリーに夢主を混ぜるとすると、彼らの会話の中にどうやったら自然に混ぜられるのか?夢主はここでどんな言動をするのか?そしてそれを皆はどう反応するのか?と色々考えるのにどうしても時間がかかってしまいます。それからアニメや漫画といった絵で見ているものを文章にして表現するのもなかなかスッといかないことがあったり。ジャンルに関わらず原作沿いで夢を書いていて尚且つ完結している作品を見かけると凄いなぁ……としみじみ思います。
一方オリジナルだとある程度こちらでもキャラクター達を自由に振る舞わせていいので特に今回は書きたい要素を95%ほど詰め込みました。欲張りセットです。蛇足かな、蛇足だよなぁと思いつつも結局欲望のままに無理やり押し込みました。
万丈目さん落ちと明記してあるもののなんだかぬるい逆ハーになりつつあるのが悩みどころです。あくまでも丸藤くんや三沢くんは友人です。丸藤くんのデレデレさも夢主が好きだから、というよりも女の子が自分の為にお菓子を作ってくれたという事実に喜びを感じているんだと思います。たぶん。そんな現金な彼も好きです。
三沢くんは直接登場はしないものの、何かしらで関わらせたいと思って案内役として間接的に出てもらいました。夢主にとって三沢くんは(特に道案内に関して)頼れる人になっています。夜遅くにもかかわらず案内してくれた彼に感謝。夢主と三沢くんにはどうか良き友人であり続けてほしいです。そういうことも後々サイドストーリーとして書いていけたらなと思います。いつになるかはわかりませんが。
それからレッド寮の描写が何より楽しかったです。ご飯の描写のためにアニメの二話を見返したのですが、ご飯茶碗の縁にしゃもじをこすりつけたようなよそい方をしている描写があって(私はそう見えました)、いいなぁこういうのとあたたかい気持ちになりました。昔ぼけっとアニメを見ていた自分では絶対に気づけなかった、感じ取れなかった描写です。
カップケーキはどこでどうやって作ったのかという部分を付かれると呻きます。あの豪華さならブルー寮に材料が揃ていて自分たちでも調理できる場所があってもおかしくはない……はず。

次回は原作九話はカットして迷宮兄弟戦、もしくはそこすらカットして三沢くんvs万丈目さんのお話になるかと思います。