夢小説に関する意見交換雑談会 ログ
参加者(敬称略)
井上/きな子/佐藤/薔子/ちまこ/灯弥/かろ
不規則参加(ROM)芋/くがこ/月乃/透/もさび
概容
12/7 22:00開始
意見交換終了 12/8 01:30(閉会2:20)
主催の用意した議題に対し各人の意見を述べてもらい、そこから少々話を広げる形で展開しました
基本的なスタンスは『意見交換』なので結論などは出ません
参加者は書き手多目です
ログを纏めるにあたり、なんとなく読みやすい・掴みやすいように発言の意図・論旨を損なわない(であろう)程度の発言順序の入替え・単語の編集・掲載発言の取捨選択をしています
全て主催の独断と偏見なので、生ログの欲しい方はメールアドレスを添えて主催にご連絡ください
ログ
1 はやりネタについて
「天女」「○人目の天女」や復讐ものなど
他の二次創作界隈でも『このCPの王道ネタ』なんてものはありますが、基本的に『展開の王道』じゃないかと思います
夢小説ってどうして土台全てのテンプレート化が発生するんだろうということについて、意見を伺いたいです
かろ: やっぱり「このシチュエーションならわたしはこうする!」「こうしたほうがもっと面白い!」っていう「ぼくがかんがえたさいきょうの……」品評会を消極的にしている場というか、女の子のエゴの塊が夢小説だからなのかな〜と、ちょっと意地の悪い考え方をしています
きな子: 私も似たような感じで、そもそも夢小説はやっぱりキャラに愛されるのがメインの目的ですから、前に悪女がいると面白いとかキャラと共通する敵がいると話が進めやすいからだとも思いますね たまに文章が面白いものがあるとつい読んでしまいます(笑)
佐藤: 「天女」っていうのは既に夢小説の更に細分化したジャンルとして扱われている感じがしますね。 そうなると不思議なことに、似たような展開でも「パクりだ」とは言われない わたしはそのへんがミソなんじゃないかと思います。
きな子:たしかにパクりとは言われませんよね、テンプレが過ぎちゃって
井上:天女に限らずトリップネタの神様もテンプレではありますね
かろ:そう言う場合って、「この設定面白いな〜」っていうのが先にあって、「パクリだ」って言われずに似たものが書けるってのがいいんでしょうか
佐藤:概ねそんな感じです。パクり呼ばわりを回避して別キャラバージョン、別EDバージョンが作れるという点では利点じゃないかと。
でも「天女」って本当に一番最初に書いた人は誰なんでしょう?そしてそういった作品群を「天女」って呼び始めたのは誰なんでしょう?
わたしも割と落乱にいた時期が長いので、ずっと不思議だなーっと思ってました。
井上: 流行り、なのでやはり好む人が多いということはあると思います。初めはどこかの誰かが作った設定ですが、それに萌えた、又は面白いと思った人が同じようなネタ・流れをなぞって作品を作り、それを目にした誰かがまた同じように作品を作り…とそうした結果「ここでこういう展開なら××ネタ」ってテンプレになっていったのではないかと…。ついでに、そこで「うちの子(私)ならこうする」というので個々の個性が出ているのかな、とも。変な言い方ですが夢小説の夢小説…?
私が読む分でしたらテンプレネタは余り気にしません。テンプレネタでもそれをどう使うかで作品のおもしろさが変わりますし。テンプレを如何にテンプレのままで終わらせないか、というのはそれも一つの形なのかなと。
灯弥: 天女ものでも展開がどこにでもあるものだと読む気失せるところがあります。あと、よく天女役と傍観役で後者が主人公の場合、総じて天女が悪女で、傍観主人公が健気設定なのが多くて、他の魅了?されてないキャラに依存されてるところを考えると、結局天女と変わんないってところが多くて萎えちゃいます。
そのジャンルの作品が多すぎてそれは仕方ないのかもしれないですが、もう少しひねったりしてほしいです。個性を出してほしいです。
薔子: CPもの創作は動かすキャラがほとんど原作キャラで動きが制限されてしまうから「天女」「嫌われ」「復讐」みたいな話のテンプレが生まれにくいのかなと思います。最近はBLにも嫌われとか輸入されてますし、発祥の地になりにくいだけなのかなーと。夢小説は夢主を動かせるから話を好きにやりやすいのかなって印象です。
設定を自分のものにできている作品は面白いと思いますが、ただテンプレをなぞっているものはそこに萌えとかも見つけにくいのでスルー気味です。
かろ:でもその輸入って、純粋な腐女子には夢豚帰れ!みたいに結構嫌われてるって聞いたんですけど、そうでもないんですか?
薔子:純粋な腐女子があまり身の回りにいないのでそこらへんはよくわかってないです;; そういう苦情って夢女子も腐女子も互いの痛い所を双方になすりつけあってる感じじゃないですかね。純粋といってもだいたいどちらかに自己投影してキャラ崩れてるBL多いですし。受けが可愛くなりすぎとか、攻めがドS鬼畜変態のどれかに偏っちゃうとか、そういう片鱗があるキャラはとりあえず攻めに置かれるとか。話ではなくキャラのテンプレがCPものでは横行してるのでは。
井上:「天女」という呼称が通りやすいのは落乱のイメージがあります。あとはBASARA?
佐藤:その時勢いがあって人気があったジャンルからはやりネタは広がっていくものですからね。
歳がバレるかもしれませんが「バトロワ」とかもわたし、世代ですね。
かろ:「天女」が日本史ベースの作品から発生するのは、やっぱり「未来から来た存在」が天女性を作品内のキャラクターにアピールしやすいからだろうと思います
2 古文的な文法の混入について
・純文学だと普通に思えることの多い、「白き」「暗き」などの形容詞の古文連体形の使用
・「まろび出た」などの口語的にあまり一般的でない語
・「ふうわり」「ゆうるり」等
わたしが思いついたのがそれくらいなので例が偏っているかもしれませんが
こういったものについて、どこまでなら許せますか
※夢小説って本質が、夢を見るためのもの・エンタメだから、あまり硬い言葉って見かけないと思うんですが、そのぶん、偶に見かけたときの衝撃が大きい気がするなあ、という考えから、主催がねじ込んだ俺得議題です
かろ: わたしは文章全体と馴染んでいれば気にしない方だと思うけど、あんまり硬い文章の夢小説はそもそも避けがちで
灯弥:ふうわりだとかは、古語的仕様じゃなくて、感覚的な使い方とかもあるかもです
かろ:感覚的というと?
灯弥:ふうわりの意味を私は知らないですが、言葉のままなのだとしたら、「ふうわりとした食感のお菓子〜」みたいな??
薔子:ふうわり、ゆうるり、あたりは単なるオノマトペとしてそれが合ってたから使うってだけの人もいるのでは?みたいなことでしょうか
かろ:なるほど 音で雰囲気を表す=感覚的ってことですか
灯弥: 専門知識が必要な言葉とかは読み手を選ぶことがあるとおもいます。私の場合、調べて読み進めたりするんですが…
話や書く側の内容にもよると思います。歴史ものだったら、使うのも仕方ないかと。私はそういうところで書き分けてるつもりです
佐藤: 文章そのものが上手であればどこまででも。わたしの周りはそういうの多用する夢書き、多いですね。
きな子: まろび出たは見かけませんが、意味がなんとなく掴めるところまでは許容範囲です 前にマギ夢の上位サイトですごく堅苦しく類似辞典で調べたような熟語を多用するところがあったのですが、それもなんとなくで読んでました
そもそも私はBASARAとかの歴史ものを読まないのでそんなに見かけないんだと思いますね〜
【捕捉】
井上:まろびでる(転び出る)→転びながら逃げ出る。「転ぶ」(まろぶ)は「転ぶ」(ころぶ)の古い形。らしいです。
灯弥:ありがとうございます!!歴史(戦国系)のだと、そういうの使う方が書きやすそうではありますねー。「転びながら逃げる」よりも、そっちの方がすっきりしてる。(でも意味を入れてもらわないと分からないですね)
井上:歴史ジャンルだと、ものの単位や古い名称を使うことで時代感を出せると思いますし、表現の一種として使うのもあるのかなと。あんまり難しいと注釈を入れてもらえないとわかりませんが。
芋: 文章として違和感がなければ、読み手としては気にならないですかね。作品にもよるのかな
井上: 私は全く問題ありません。硬すぎると読みにくいな、と思いそうですが、作者の方が考えて古い文体を使ったのなら私はそれで読みますよ、と。文体で作品の印象はがらっと変わりますし、こういう空気を伝えたいなかなーと。
もさび: まろぶレベルまで来ると流石に頭を抱えてしまいますね…身近や多分こうじゃないかって雰囲気でわかるのなら良いと思います…おどろおどろしいとか
……古語と関係あるかわかりませんが、熟語や諺も同じことがいえると思います。読み手からすれば自分の辞書にことばが増えて得した気分にもなります…
薔子: 原作が硬いイメージのものだったらあまり違和感はないです。でも現代のごく普通の中学生〜高校生あたりがその調子で一人称視点で話が進んでいるとちょっと困るかも。または事前に「そういうテイストでお送りします」みたいなものがわかればなんでも。
佐藤: 導入部でうまく使うと、雰囲気に引き込める、という感じがあります。
どんな文体で書くかによって、その作品の世界を見る額縁を作る、っていう感じです。
透:それ…すごく納得です。
かろ:すごくしっくりきました…>導入部で引き込む
実はこの質問、議論の発展性もなにも考えず、本当にわたしが聞きたいだけのことを議題に突っ込んでた職権濫用議題なのでさくっと次に行ってしまいましょう!
3 大文字の使用
強調したい文字の大文字化ってありますよね
というより「ありました」よね
あれの使用をどう思うか、あれの衰退をどう思うか、を訊いてみたいと思います
灯弥: 反対です。ハリーポッター(日本語訳版)でもよくそういうのが見られましたが、どちらにしろ反対です。衰退してよかったです。
きな子: 赤文字で強調とかもよくありましたよね、文章のみで表現するのも難しいとは思いますが、見る気はなくします
佐藤: そんなものを使わなくても文章そのもので表現できるようになったから使わなくなった。
と、書くと、なにを偉そうに、って感じですけど(笑)
あれを見ると「あ、書いてる人稚拙だな」って思うのは確かです。
そう思う風潮ができた→そう思われたくないから使わない、という流れでは?
透: 同人誌の漫画を読んでる気分でした。今はあまり好きではありません。
薔子: ごくごく最初はそれが夢小説の常識なのかなーと思って使ってました。今は使わないです。
芋: 見かけたらすぐにそのサイトさんからはさよならしちゃいますねー。ギャグ夢()に多いイメージ。(笑)や顔文字入りの文章も衰退して欲しいです
灯弥:顔文字とかはケータイ小説からの輸入ですかね?ケータイ小説嫌い(小説枠から外したい)なので、そういうのは全部なくなってほしいです。大きい声を出してるとか、赤文字は怖い、強調、とかの意味があるんでしょうけど、見ててイラッとします
月乃: 使うジャンルによって分かれてくるかと思います。まじめなシリアスな話では使わない。むしろ使ってはその話の雰囲気を壊してしまう場合。
使う場合はギャグ要素が絡んでくるもの。そんなイメージがあります。しかしそれを上手く生かしているのは数が少な過ぎるため苦手な人が多いのかと思います。
かろ: わたし自身は、もともと児童書畑の人間なので、「自然なこと」ではあったんですよね「不自然だけど自然なこと」
でも、読者が子供だって事を考えると、「そこにはとんでもない感情が込められている」っていうのを一番分かり易く示す方法なんだよなあと思う
ので、感情を伝えることが基本だった夢というジャンル自体が次第に洗され、「小説」化した結果なのかな〜と思います
今見かけると、あっ…って何とも言えない気分になりますが面白ければそのまま読みます
井上: あれは読みにくかったです。ですが使ってみると、文章だけの淡々とした印象からそこだけ強調されて、ギャグなど書いてると便利だなとも思いました…(黒歴史)
小説に漫画の技法持ち込んでる感じなのかなと思います。
かろ:漫画の技法っていうのは盲点でした! それもありそうですね とにかく「画面で」「視覚的に」伝える技術としてあの大文字があったのかもしれないですね
井上:小説は文字媒体なので、一度脳を通って想像しないと、そこに込められた激しい感情や驚きが分からないじゃないですか。ついでに、如何に大きい衝撃かを言葉で説明しなければいけない。だけど、そうやって読んでるうちに伝えたい衝撃が減衰してしまう。
でも大文字や色分けを使うと視覚から飛び込んだ文字だけでダイレクトに伝えることができるので、使っている人は使っていたんではないかと…。
ぶっちゃけ文章力の問題になっちゃう気がしますが。
かろ:あー、文章力の問題 要するに、そういう「ダイレクトに伝わる簡単な技法」を使うことに甘えすぎて肝心の「文章で伝える」ほうをおざなりにした結果、地雷技術として勇名を馳せたわけですね
佐藤:あー、「感情を伝える」ために漫画や絵本から「技法を持ちこんで」表現していたものが不要になって衰退していった。
ひとりで納得してしまいました。
透:漫画の技法の様だから漫画を読んでる気分になったのか…なるほど、納得です。
薔子: 大文字は読んでてびっくりするのであまり好きじゃないです。でも色変えは抵抗ないし、ページデザインいじくれるのもネット小説のいいところかなと思います。
感情や行動などはちゃんと地の文で言葉で説明してくれるもののほうが好きです。
かろ:議題からはズレちゃうんですけど、感情や行動を地の文で説明しすぎる、っていうのもあるじゃないですか
あの辺のバランスってどうやって取ってます?
薔子:書き終わって読み返した時に「なんか会話少ない」と思ったら書き直します……かね……。そういう意味ではない?ですかね?あとはテンポ悪いと思ったら会話挟んだり時間飛ばしたり前後させたりします。
かろ:すっごい極端な例ですけど、カギ括弧の前後に、わたしは言った。わたしは言った。彼は言った。ってとにかく説明してくるような…
実際にはそこまでしないけれど、自分で書いてて、これは説明しすぎじゃないか…ってなるか、なったときにはどうバランスを取るか、ってことでした……
灯弥:私は言った、彼は言った、とかはどうしても文章の雰囲気や流れでいると思ったら使いますが、毎回じゃないですね。言葉でキャラの個性を滲み出す努力をしてほしいです。台本とかでもそうですね
薔子:言った。囁く。叫ぶ。とか何かしら言い方変えます。がんばる。
灯弥:同じ言葉は続けてつかわないようにしてます。あと最後の、「〜た」が続いたりするのも避けてます
手の動き(頬杖、手をこする)とか、脚の動き(貧乏ゆすり、脚くみ)とかを細かく書いちゃうのはやりすぎですかねー…
井上:私はそれ会話の合間合間に突っ込んでます…じゃないと会話ばっかり続くので。
灯弥:よかった!ですよね! あとは心理的なものも入れて視線の動きとかも加えちゃうんですよねー。書き手にしか分からないお話になってないかが不安で不安で
薔子:ある様子(落ち着きが無いとか、緊張しているとか)を表現する手段として身体の動きを描写する場合は短い単語で済ませます。でもそういう動きをしているキャラが可愛いんだよ!!って思ってる時はちょっとだらだら描写しちゃいます。
ここからちまこさんが入室。
4 タイトルの付け方
文章の一部から抜粋して整形する、全体を総括したセンテンスか、お題サイトから持ってくるのか……
連載だと、ひとつのお話のタイトルと各話タイトルとでも変わると思うのでその辺もお願いします
灯弥: 中編、短編やリクエスト系はお題サイト「たしかに〜」から貰ってますが、連載は全部オリジナルです。「〜の〜」とか、話の雰囲気や大事なところから貰ってきたりしてます。各話のタイトルはその話の内容から持ってきて、タブで表示されるところは雰囲気をまとめた感じのを意識して長くしてます
連載だと、私のとこの作品だと「眠りの獅子」「水の街」とか、その話の全てをひっくるめてメイン設定を持ってきてます
きな子:たしかに〜さんはよく見かけますがあれはタイトルと内容の関係性があんまりわからないものが多いような気がします、気のせいですかね?
灯弥:短編は、1〜30とかでいっぱい並んでるところから取ってるので、雰囲気が似てればいいや感一杯で書いてます。中編だと、内容にあったお題(〜の5題系)を借りてきてます。気のせいではないですね
きな子: 全体を総括したセンテンスを、尚且つ隠喩などで分かりにくくして、読み終わったあとにタイトル見てああなるほど!となるようなものが1番好きです
佐藤: お題サイトは一切使いません。他人の作ったものでは馴染まないな、と思うから。
短編はもう直感的に包括するものを。
連載は後で自分で見返してなにが起こったかわかるものを。
井上: 私は偉そうなこと言えば「テーマ」になりますかね。これこれこういう話ですよ、というのをかっこよく言い換えてタイトルにしている感じです。たまにお題を使いますが、それはお題を決めてから書くので、結果似たようなタイトルの付け方になるのかな?
連載の各話タイトルは面倒なので数字です。そのせいで内容がダラダラしてるんですけど。
かろ: 連載タイトルはどうやってつけているのか自分でも解りません
各話タイトルをつけているものは、全体総括した抽象的なセンテンスにしているつもりです
短編はやけっぱちで「○○が××する」くらいの付け方とか
薔子: 短編は書き終わった後か終盤にさしかかったあたりで話の中のキーワードになりそうなのを拾って組み合わせたり、言い換えてみたり。長編は全体の話の雰囲気とか、キャラと夢主の関係とかが感じられそうな単語を拾ってみる。各話タイトルは短編と付け方同じです。
ちまこ: ぴんとくるものがなかったら文中から引用して組み合わせたり、話し全体の雰囲気から連想ゲームみたいに広げてみます
でもぴんとこないものってほんとにぴんとこないので「或る○○」とか「無題」とかになりがちです
かろ:連想ゲームってどんな具合ですか?
ちまこ:最初にいただいたテーマが海で書いてるお話があって、海といえば青いよなあ、とか空が映ってるな、とかそういう連想から入っていくんですね。それには海に落ちる描写があって、つまり海の底に沈んでいくわけですけど、直球に海というのもなんとなくニュアンスがちがったので、じゃあ「空に沈む」にしよう! みたいな感じです
透: タイトルの印象から本文を書くか、本文の印象からタイトルを書くかによって違うのかと思います。
ここで主催のミラクル愚鈍クエスチョン
かろ:ありますよね(たぶん) でもそれで、実際に何がどう違うのか、っていうのはどうなんだろう
誰かわかる?ひといますか?
佐藤:実際に何が違うのか>広げるか、絞るかの違い、っていう、超漠然とした答えでどうでしょう?
かろ:タイトルから=広げる 本文から=絞るって事ですかね
佐藤:そうなります。わたし個人の感覚で非常に申し訳ないんですが、
タイトルから作ると、そこを出発地点にして別のところに行きつく感じがします。
後からタイトルをつけると、タイトルそのものが文章のど真ん中を捕える感じ…
すべてがそうとは言えませんけども。
というやりとりの傍ら、
灯弥:>かろさん お題とか、先にタイトル決めて、そこから内容をそれに沿って書くのか、最後に話を見てタイトルをつけるか? 感じ取れないですかね
透:まさにそれです!
ここでやっと勘違いに気付く
かろ:あっ、すみません、なんか他人様の回答の意向を勘違いしていたみたいです!さっきの発言はスルーしてください!
でも佐藤さんの意見はすごく納得いきました
タイトルを付けずに書き始めると、自分で設定したテーマに沿うけれど、タイトルを先行させると、書いてくうちにテーマが定まってくる感じなかな〜と思いました(作文)
本当にすみませんでした。
佐藤: わたしの場合タイトルが決まらないほどテーマが弱いと没ですね。お蔵入りします。
連載の大タイトルなんかもう、放っておくと1か月とかかけてネットと辞書を駆けずりまわり納得いかずに連載そのものを没にするほどに…気味が悪いほどこだわります。
佐藤: 連載中盤または終盤でタイトルコールする瞬間の快感ったらないですよね。
わたしだけか。
今自分のサイトで「Up to you」という連載をやっていて、作中で「お前次第だ」って出した瞬間の快感…
灯弥:タイトルって大事ですもんね……一体どれだけ悩んだか…連載には必ずサブタイトル?みたいなの決めるんですが、それもすごく悩みました。それができるまではサイトに載せません。さいごのタイトルコール素敵です!!これはもう、漫画でも小説でも映画でもアニメでも好きです
井上:やったことはないですけどそういう作品は読んでて素敵だなと思います>タイトルコール
タイトルで始まって、タイトルに終わる。そんな作品大好きです。
薔子;タイトルを文中に入れるという発想があまりなかったです……かっこいい(*゚▽゚*)
きな子:タイトルコールに似てるかもですが、タイトルをセリフにしておいて、文章の1番最後に誰かに喋らせて終わらせるのも好きです
井上: 先の大文字と若干関わるかもですが、小説の最後に大文字でタイトルを書く方法もありましたよね(今もやってる人はいるのかな?)。
佐藤:参加してるお題サイトがやってます。あれがあると「夢小説だなぁ」って感じします。
自分のサイトではやりませんが。
きな子:ありましたね〜 最近は見かけませんけど、大文字グラデにしてるところもまだ見かけます。
月乃:やっていました(図星)
お借りした小説のテンプレなどにそのようなのもがあったのでそのまま使っていました
ちまこ:ありましたね。わたしまだ使ってる作品あります。題名のおき場所がないと面倒になって一番後ろでどーんと構えてもらいます
かろ:俗に「巨タイ」って言われているものですね
わたしはあれ自体は嫌いじゃないんですけど、さっきの大文字談義と同じ「その技術の効果に頼り切りの作品」がはびこって廃れだした気がします
灯弥:短編は、たしかにを借り始めたときはPCの方でだけ、その内容にあったフォントと色でちょっと大きく最後に持ってきてました()
薔子:巨タイ現役勢です(^o^) ページデザインが楽なので使ってしまいがちです。上に置いたり画像にして背景に置いてもなんか自分のテンションがあがります
かろ:ページとして綺麗ですよね!
薔子:ですよね!まあ巨タイさん結構disられがちなんですけどね。かっこいい感じにタイトル置いて終わらせた気になってんなよ!みたいな。でもかっこいいし可愛いから使いたいんです!!巨タイかわいいよ巨タイ!!
かろ:あと、さっき話に出た(※編集都合上、下に記載)ポエムがついてて、酔ってんなよwってdisられがちな気もします!でも可愛い!デザインとしてべらぼうに可愛いんですよね!!
そして佐藤さんによる爆弾投下
佐藤:それの下に、()つきでポエム的な追記がついてることも多かったですね。テニプリ時代の思い出ですけど。
井上:うわああああああああああああああ(巨タイの後に()ポエムやってた人間)
きな子:ポエムは本当に耳にいたい話ですね、黒歴史です…うわああああああ
灯弥: シリアス系のポエム(例:「私はあなたのためだったらなんでもできる」?系)が苦手です。しかもその話自体はそんな雰囲気皆無だったのに
佐藤:いやわたしはポエム好きですよ!未だに書いてる文の8割ポエムみたいなもんですから!ポエム好物大好物!ポエムうめぇ
月乃さんが退室。お疲れ様でした。
5 夢主の名前
デフォルトネームを付ける場合、キャラクターを設定してから夢主の性格にあった名前を付けるか、それとも名前が先行するか、或いは名前と性格のイメージを同時に出してからキャラ付けしていくか……など
どのように決めているか、決めた名前が主人公形成や物語にどう影響しているかを聞かせてください
ちまこ: 話の内容や夢主の性格にはあまり関係しません。口に出していいなと思った音とかすきな漢字とか、そういうのをあわせて名前を作ることが多いです。ただその世界の登場人物の名前にテーマ(植物とか色とか)があるならば、そこから派生して考えたりもします
灯弥: 主人公の奥にかかわるものから名前を付けてます。「茉莉(祀る、奉る)、「アリス(不思議)」から。適当につけてたのに、すごくないようとぴったりしてて後付なのに最初から合ってるみたいなのはよくあります。「樟葉」とか「哉恵」とか
あと、その国で使われる名前とかのサイトがあったので、他はそこから貰ってきたりしてます。ファミリーネームとかも
佐藤: 名前と性格のイメージを同時に出してからキャラづけ、ですね。
日本語の名前は知り合いのかわいい子の名前とかをちょちょいと拝借しちゃってます。
カタカナの名前は人種とか種族とかを念頭においてどこの国のどういう意味の名前かとか考えて…
つまりこれも相当こだわります(笑)むしろ全部固定でやりたいくらいです。
※佐藤さんは現行サイトで変換無し夢も取り扱っておられます
薔子: 原作キャラの名前の付け方や雰囲気を参考にしつつ、夢主の性格や立ち位置に合ったものを付けます。名前が決まってから詳細なキャラ付け。あとはキャラに呼ばせて可愛いと思った名前。「さえちゃん」って彼女のこと呼ぶ今吉さんかわいい!!!って思ったので今吉さん夢主はさえちゃん。というかんじ。
漢字当てるときはなるべくフリガナなくても読めそうなのにします。原作キャラがちょっとDQNネームじみてたら夢主もDQNネームっぽくなりますけど……
かろ:薔子さんは本当に原作を大事にしますよね 黒バスだと、赤ちゃんの名付け辞典みたいなアレも参照したんですか?
薔子:ありがとうございます:;(∩´
`∩);: 原作の隅にでも夢主がいたらいいなーと思うので、それっぽい名前にしたくて。黒バスはネットの名付け辞典は使いました!
井上: 男主の場合はキャラクターを設定してから、性格・物語の内容を考慮して付けます。名前=夢主の行動指針、というか。逆に女主は好きな音、漢字を使って気ままに付けますね。どちらも共通して気をつけていることは、あまり奇抜な名前にならないようにすることです。
灯弥:音大事ですよねー!!
佐藤:奇抜な名前にならないように、っていうのは完全に同意ですね。パッと読めて耳触りのいい名前がいい
井上:個人的に、夢主は作品中のどっかにいたモブ、ってことにしたいので馴染むように言語だとか音感だとかめっちゃ考えますね。
かろ: わたしは完全に語感で決めていますが、「夢主にあった音」かどうかはちょっとこだわります
でも、名前を付けるとキャラクターが主張してくるというか、動きの個性を出しやすくなる
逆に音の合わない名前を付けてるとうまく動いてくれなくなるので、結構名前にはこだわってると思います
透: 読み手からの意見ですが個人的に覚えやすい平凡な名前がいいですね。あまり奇抜すぎると漢字が読めなかったり忘れたりしてしまいますので(笑)
きな子: 私も奇抜ではなく普通で、かつ夢主のイメージに沿うものにしています
佐藤: 主人公を作る時に、生まれてから死ぬまでのすべてを設定しつくすので、名前が決まらないとこれまた没になってしまうことが多いです。
かろ:壮大… 年表とか作るんですか?
佐藤:作りますね(笑)進撃の主人公の設定とかひどいですよ?友だち連中に気持ち悪いとか言われるレベル。
実際に連載に出てくるのは10%にも届いてないのでは、と、思います。
井上:年表、までは行きませんけど設定を練る段階では似たようなことします。そのせいか夢主の過去ばっかりが詰まりすぎて原作軸がすっからかんに…。
きな子:設定細かく作っておくと夢主の動き方とか考え方にブレがないから私もやりますよ〜!
灯弥:アビスでは年表作りました
夢の設定は頭の中で思いついたらだいたいそこに仕舞ってあります。書こうとするときにまとめとしてパソコンのテキストに書き出します
佐藤:究極的に、もう「無個性」っていうのは書けない人なんです。自分が。名前があって生い立ちがあって死に様があって初めてひとりの人間として厚みを持つような気がして、つい作り込みをやりすぎ…説明が足りず…読者をすべて置き去りに…
灯弥: オリキャラが多すぎると、主人公の名前とオリキャラの名前がごちゃになります(笑
透:そもそも変換機能が多い作品も読む前にめんどうになって萎えてしまいますね。変換は一つでいい
灯弥:いますよねー、名前、苗字、あだ名、ペットの名前、好きな食べ物、好きな歌手、好きなテレビ番組とか聞いてくる名前変換!あと血液型、誕生日、星座とか。そういうのは自分で作ってほしい派です。主人公の設定くらい考えてほしい。主人公≠あなた、主義ではないからそう思うのかもしれません。
佐藤さんが退室。お疲れ様でした。
6 文体の変更
ジャンルやお話の傾向によって、多少は毎回変えざるを得ないとは思いますが、どのラインまでいったら意図的に変えますか
きな子: 抽象的でココドコ文章になったり、あんまりにもシリアスしたときには明朝体を使います それ以外は基本デフォです
灯弥: あっフォントですか
きな子:あっ文体の話ですか!意図読み間違えしてました
が、結局フォントの話も飛び交いました笑
ちまこ: あまり意図的に変えることはないです。ギャグかシリアスかで多少文体を崩したりかっちりしたりするくらいでしょうか。そのとき書きたいものに左右される気がします
井上: 意図的に変える、というより作品のイメージで書き進めると自然と変わっている…?ことが多いです。ただシリアスはかっちりした文体を目指してます。
灯弥: 話の重みや、時代、世界観でだいたい書き換えて(るつもりでい)ます。特に、その作品を知らない人も読んでるときがある(私がそうな)ので、登場したばかりのキャラや、ト書きに出たキャラクターはフルネームなのはどれも同じですが、内容によってはちょっとした説明を入れたりします。時代背景を大事にしてる感じです。歴史だったらカタカナを使わないって決めてます(忍たまは外来語出るけど、そこは台詞のみでト書きには使わないです
灯弥: フォントは変えません
薔子: 長編ごとに変わってると思います。話の傾向が違うので。シリアスだと重かったり、ほのぼのだと軽かったり。時代設定が古いものはなるべくカタカナ語を使わないようにしています。フォントはメイリオが好きです!でもタイトルは明朝体愛してる!「はんなり明朝」というフリーフォントが超可愛いです!!
きな子:明朝体は私も大好きです!あれは本文でたまに使うと自分が盛り上がります笑
かろ:ということは、結構文体変えているんですね そうなると、薔子さんの一番基本の文体ってどの作品のが一番近いか、とか、突っ込んでも…
薔子:意識的にというか話の傾向や視点主で変わってきてしまうなあ、と。一番基本はどれですかね……雲雀さんの長編が近いかもしれないです。
ということなので、薔子さんのお宅に行ったら雲雀さんの長編は読むべしです
きな子: 私の場合は軽い話と重い話で完全に二分化されてます。非常に軽い(ギャグとかゆるいものの)ときはネットスラングもたまに入れてしまいますかね
かろ: 基本的には、視点が一人称か三人称か、くらいでしか変わらないんですが、特定の単語(最初のほうの議題で出した「まろぶ」みたいな一般的でない物など)を使う使わないは、話の方向性で結構変えます
ギャグで「寸毫」は使わないし、単なるシリアスでも使わないけど、銃撃戦のあるシリアスなら「寸毫」は使う、みたいな
フォントはゴシック、メイリオです
井上: 私はゴシックが好きですね…。
灯弥: 好きなフォントは恋文ペン字……使わないけど
ちまこ: フォントを気にしたことがないです。普段ネットで表示されてるものと違うと読みづらいので変えようと思ったことがありません
ここで井上さんから議題。
井上: 派生でちょっとみなさまに質問したいのですが、文章の雰囲気によって夢主の一人称を変えたりしますか?俺と己、とか自分、とか。
灯弥: 変えます〜。今のところ、俺、僕、私、あたし、わたしを使ってますが、ト書きでは、それに加えて、自分、己、名前、を使ってます
短編は俺、僕、私、ですかねー
かろ: わたしは、文章の雰囲気には関係なく、主人公の個性で決めます
きな子: 短編中編ですと「私」「わたし」「あたし」くらいですが、連載になると主人公の個性がより出てきますので、連載のときは「僕」「俺」「自分」「わし」くらいまで行きます〜
井上:やはり性格に合わせて口調がかわってきますよね…。有難うございます参考になりました!
薔子: 夢主の一人称は夢主の性格で変えます わたし、あたし、うち、私、くらいしかないですけど。
井上:性格…ふむふむ。おれ、オレ、俺、でも性格違いますし一人称は奥深いです…。
ちまこ: 地の文では雰囲気に合わせてころころ変えます。言葉として発するものに関しては基本固定です。影響を受けやすい子供が主人公の話は「あちき」、ふつうに女子高生してる子は「わたし」とか。夢主の性格とか境遇次第かな、と思いますがそこまであくの強い子の話は書いたことがないので「ぼく」「おれ」「わたし」ぐらいですね。ひらがなが多いです
井上:地の文と合わせるのは私もやります!シリアス時は三人称視点と一人称視点の中間のような文体なので、自然と一人称も固くなります。私は逆に漢字が多いんですけど、ひらがなかわいいですよね。
井上: 個人的には「僕(やつがれ)」という一人称を使ってみたい、という野望。
芋さんが退室。お疲れ様でした。
7 夢主のキャラをどこまで立たせるか、どこまでの設定なら読んでいて気にならないか
これは事前に薔子さんが提案してくださった議題ですが、主催が自分の欲望の赴くままに進行しているせいで時間が遅くなり、参加者が少なくなっていました。本当に申し訳ないです……。
灯弥: おもったい過去持ってるのはちょっと引きます。いわゆる「過去もちヒロインorヒーロー」です。
私自身、連載主人公には細かい設定とか人生とか作ってるので、基本的には許容範囲広いと思います。でもキャラの設定を最初に公開してるのは好きじゃない……しょっぱなからネタバレされた感がたまらない……
その重たい過去を最初から表に出してるのが苦手です。自分から語りだすのも引きます。ひょんなところからそういう過去が漏れ出して、っていう設定ならまだ平気かなー
あと、無理矢理感が分かるのは苦手です。ちゃんと理由や矛盾がない状態にしてもらわないと納得いかないです。たとえば、猫耳ひろいんとか、超能力設定とかですね。心読めたり動物と会話できるとかあるじゃないですか、そういうの……しかも、そんな設定いる?っていう進み方終わり方したのとか見たときは萎えます。
だから腹黒設定されたキャラが心読めたり黒魔術とか仕えたり黒笑とかしたときには……
きな子: わりとどこまででも大丈夫です ただ根の深い暗いシリアス過去を持っている夢主でそれをいつまでもずるずると引きずってる子はキャラに救われるオチが見えてるので積極的には読みませんかね?灯弥さんと同じく、読み進めれば明らかになることを設定のところで書かれるのはネタバレ感です笑
ちまこ: わたしは最低限の設定を決めたらあとは書きながら考えます。その場所にいるひと、という空気感を大事にしたいのであまり特出しすぎないようにはしています。読むほうは文章によります。すごく盛っててもうまく作品にできているひとのお話なら気にならないですが設定に振り回されて薄っぺらくなってるのは途中で読むのやめます
透: 読み手側からの意見です。ぶっちゃけ原作の主要キャラより目立ったたり設定が懲り過ぎるのは感情移入ができませんね。
まあ、自分が平凡設定が好みのせいもありますが
井上: キャラ立ちが強い分には特に問題はないです。特殊設定が好きだったりするので。ただ、意味もないキャラ立ちは苦手ですね…。これこれこういう経緯で必要だったからこの力を得た(この性格になった)ならいいんですが、キャラ付程度でのそういう能力(性格)は好きじゃないです。
自分が立てる分はガッツリ立てます。それこそくっらい過去もドンドンぶっこみます。でも一応、その暗い過去にキャラを絡ませるようにはしてます。
かろ: キャラが世界観とマッチしている分には、どこまで立っていても問題がないと思ってます
具体例出してしまうと、テニプリの世界(当然テニスがメインである)で両親に捨てられた過去などを大きく出されると、置いていかれます(例えその夢小説自体はテニスをしないお話であっても)
自分がどこまで立てるかというと、相当キャラ立てしています
最初に夢絵を描いてキャラ作りすることもあるので、外見さえも設定されていることがよくありますが、ただ、外見描写はNGなところがあるとも思ってます
きな子:外見設定は確かにそんなに好きじゃないですね、たまに夢主絵も見ますが、テニプリで一つとても上手でかつ可愛すぎないものを見たことがありますが、あれ以外は基本的に文章のイメージと実際の絵とで雰囲気が異なるのであまり好きじゃないです
灯弥: 家族を失って、親戚に預けられることも施設に入ることもなく一人暮らしってできるもんなんですか?早くとも18すぎないとできないんじゃないんですか?施設は18で出るんですよね?
一人暮らし設定多すぎ…
あと、家族はみんな海外だからーっていう設定で一人暮らしとかもできないんじゃないですか…??
井上:親戚の支援を受けている、って設定だったらできなくも、ない…?
きな子: たまにとんでもなくブッとんだ最強設定のも読みたくなります。ただ最強設定ばかり先行する話は好かないので、そういうときはかろさんの弾丸読んでます笑
かろ:有難うございます(笑) 自分で書いておいてなんですが、わたしにとっても最強の許容範囲基準はあれなので、実はたまに「そんな感じ」のものを探したりもしてます(笑)
ちまこ:最強設定はすこし遠巻きにしがちです。どこかに欠点がないと夢主をそこにいるひととして認識できない
井上:欠点は私も付けます。最強設定なら、精神的にめっちゃ弱くしたりします。
きな子:まさにそれですね!最強設定が生かしきれてないものが多すぎてやっぱり最強モノは難しいんだなあと思います、とかえらそうなこと言いました笑
かろ:わたしのあのお話も、欠点のある最強設定だからうまく自分の好みの範疇に収まった感じですしね
最強って原作沿いが大半だし、完全に最強にしちゃうとお話の大筋ってものを全て自分で考えなきゃいけなくなって、そこまでやらないのに超最強!って設定にしちゃうから扱いきれなくなるんだと思います
灯弥:最強なら一人で敵と戦って一人で世界を救ってそれで終わりになってしまう…
きな子:最強だと話の流れぶったぎれる程の力はあるでしょうからね。最強にしたのはいいものの持て余してる感じのあるものをよく見かけます笑
薔子: 重たい過去が苦手、という方が多いみたいですね
ざっくり分けると、そういうものが全てダメ、キャラに救われるオチ(キャラよりも設定が重い)はダメ、原作の話がある程度重い話なら可、夢小説の話に絡んでいれば可、といった感じでしょうか 参考になりました!ありがとうございます(*゚▽゚*)
灯弥:個人的には、過去説明会をキャラに開くのが嫌いですね
と、聞いただけで帰ろうとする薔子氏
かろ:薔子さんの意見も仰っていいのですよ!!!
薔子: 完全に聞く体勢に入ってました……
原作の世界に生きてる感が出る程度にはキャラを立たせます。読んでいて「この夢主なら次はこんな行動をするだろう」みたいな予想が出来たらいいなーくらい。外見設定は決めますが積極的に描写することはあまりないです。苦手な方も多いと思うので。
読むときは外見描写が夢主の美しさをただ羅列するようなのは苦手ですが、そういうのでなければ「こんな見た目なんだな」と受け入れます。特殊能力や過去などはその世界にありえそうなら気にならないです。あと、キャラとの関係の中で何かしら機能しているかどうか。
このあたりからゆるゆると雑談に移行
透:別ジャンルとのクロスオーバーのお話はどうでしょうか?
灯弥:好きです〜!!知らない作品とのクロスオーバーでも、メインの話が好きなら読んじゃいます笑
きな子:クロスオーバーはとても好きです!クロスオーバーした意味のない、ただその作った夢主をほかのジャンルのキャラとも絡ませたいからクロスオーバーさせるものは好きじゃないです
井上:クロスはあんまり読まないですね…。能力だけ欲しい最強設定によくぶつかるので。でも原作キャラが別の世界に行く二次のクロスはよく読みます(蛇足)
薔子:クロスオーバーは読んだことないので詳しくないです:;(∩´
`∩);:書いてみたい願望はあるんですが自分の知ってるジャンルのが少ないみたいで:;(∩´
`∩);:
ちまこ:混合夢すごいすきです。どちらかをおろそかにされなければ概ね問題なく読めます
きな子:例えば今書いてるものなのですが、鋼練の錬金術師設定の夢主をD灰に持っていって、設定だけ使ってあとはだいたいD灰という完全に鋼練がおろそかになっているものがあるのですが、ちまこさん的にはそれもアウトですか?
ちまこ:そこに錬金術師である意味とか、こうなるためには鋼錬の世界観が背後になくてはならなかったという理由があればほぼD灰でもわたしは読みます
きな子:そうですか!そのあたりは考えが同じでよかったです。あと聞きたいのですが、たとえば片方だけ好きなジャンルがメインの話で、クロスオーバーのサブのジャンルを知らなくても読みませんか?
ちまこ:読みます。面白い話読み逃したくないので一読します。お話に入り込めそうだったらそのまま読み進めますが、サブの知識ちゃんとないと読めなさそうだったら諦めます。ちょっと外れますが混ぜる原作が三つ以上になってくると今度は原作知ってても選んで読まなくなっていきます
灯弥:それ好きです〜 鳴門の力を忍たまに〜とか
きな子:私も好きです〜 鳴門の世界では強くなくても忍たまの世界では強くなって、言ってしまえば都合のよい最強が出来上がる気がします。それを鼻につくことなく上手く話にまとめられるかが問題なのですが…
灯弥:そうなんですよねーそれが問題。忍たま×ハリポタも好きです。でも、テイルズ(ゲーム)みたいなさっと直す呪文を使ってけが人治しちゃうのは受け入れがたい…
きな子:耳の痛い話ですがやっちゃってますね笑 灯弥さんのいうさっと呪文を使って治すというのは、テイルズの、トリップ先ではチート扱いになるような呪文を持ち込む感がダメって感じですか?
灯弥:うーん、ハリポタの呪文はオーケーだから、いわゆるファンタジー世界から現実にトリップするのが苦手なのかも…
ハリポタとか、忍たまとかは一応変わらない世界じゃないですか。あと鳴門は、忍術つながり…?
きな子:あー、それなら分かります笑 そこまでいくと最強設定と同じことになりますよね
灯弥: あと、トリップして、家族や友人と、キャラのいる世界どっちを選ぶ?で結局キャラの方を選ぶのも人間としては疑いますね……
透:トリップして実際に二次元の世界で生き残れる訳がないと思うのです
ちまこ:トリップ先を選ぶのは理由付け次第かなって思います
もさび:トリップすると何故かキャラが大体の生活品揃えてくれるし駆け落ちしたと思えばどうでしょう?
薔子:異世界をまたいだ壮大な駆け落ち かっこいい
井上:あー、家族友人よりキャラ(恋人)を選ぶってことか…。
うちのトリップは基本帰れない設定なので、二次元の世界で「生きる」というより「生きていかなければならない」ですな…。
灯弥:問答無用で選択を奪われる方が好きです…
井上:帰れる、なんて希望は懇切丁寧にへし折っていきたいと思います。
灯弥:ぽっきりいっちゃいましょう
(期間限定トリップというのも悲しいものですが)
井上:あとはキャラにデカイ借りがあるから帰りたくても帰れないとか…いいですよね…。
灯弥:妊娠しちゃった場合も帰れない気がします。半分は異世界、半分は現実世界の遺伝子だし、母体は現実世界の物だけど、栄養は異世界のものだし…
透: 最近のはあまり読んでないので分からないのですが原作キャラに駄目出しや暴言、喧嘩をガチでするような夢主、特別扱いされない本当に凡人な夢主は少ないのでしょうか…
もさび:夢ってキャラと絡んでなんぼって考えな私です…… そしてキャラに暴言吐くのはうーんってなりますね…
そんなこんなで雑談会終了
色々と意見の交換ができてとても有意義な時間でした
みさなま有難うございました!
そしてお開きへ...
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