Dear*しゃん様
2023/01/19
はじめまして、この度はBHTの温かい感想を送っていただき本当にありがとうございます。
1週間もお時間いただいて一気に読んでいただけたなんて…!
私もハッピーエンドが大好きな人間です。
そうであると同時に、親世代のみんなが大好きな人間でした。
「親世代の人間は皆死や他の事情で離れてしまった」という文字だけでなら、それはあまり幸せではないことかもしれません。
でも、彼らにも学生時代があり、恋愛などの青春があり、彼らなりの戦いがあり、そして彼らの人生が全て不幸だったわけではないと、ある時に思いました。
何度も原作を読み返し、少ない情報の中で故人の人生を組み立て、「死んだ」「離別した」ことの全てが不幸だったわけではないと主張したいと思い書いたのが、このお話でした。
矛盾をなくすためにはヒロイン含め故人には原作通り亡くなってもらわないといけなかったのは確かに辛いことでしたが…それこそ、原作に救われた部分もありました。
死ぬことは辛かったり痛いことではないのだとシリウスが言ってくれ、そして亡き後も要所でハリーの傍にいてくれたシーンがあったお陰で、死後の世界で盃を交わす彼らの"幸せ"を書ききることができました。
そして、同じように幸せを望んでくださった方のお陰で、生存IFという形で「あったかもしれない」未来のお話も書くことができました。
要は最初は私のエゴで始まり、優しい読者様のお陰で形になった物語だったのですが…まさかそんな風に深く考えてくださるきっかけになっていたなんて、こちらこそ感無量です。
ふらっと立ち寄っていただけたそのご縁が、親世代の価値観を少しでも前向きなものにしてくれたなら親世代フリークとしてもとても嬉しいことです(笑)
まだまだハリポタ関連は色々なプロジェクトを進行しているところなので、また気が向いた時にでも、それこそふらりと遊びにきていただけたら幸いです!
貴重なお時間を使ってまで、元気の出るコメントをくださって本当にありがとうございました。
丁寧に、最後まで書ききって良かったと思ってやみません。
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