後書き

こんなところまでお目通しありがとうございます。
読みにくいところもわけわからないところも多々ありますが、ここまでお読みいただいて本当にありがとうございました。

棗とライバルと言われるようなキャラは何人かおりますが、同い年・4つ目のアリスの形・危力系として、似た者通しの犬猿の仲でほんまもんのライバルとのお話を書きたいと思ってはじめましたが、こんな有様でございます。
あくまで、原作に沿いたいという気持ちが強かったので、あまりイベントに深入りしなかったり深入りしたりとわけわからない感じになっていると思います。正直私もわけわかりません。

最初は棗落ちにしようと考えた時期もありましたが、こちらの連載途中で本誌の方が完結して幸せそうな棗と蜜柑を見て「あ、こりゃいかん。」とあの仲を崩したら罰が当たると思って友情落ちという事にしました。だってあんなにイチャイチャ…。間に入れません。てか、ルカぴょんが不憫でなりませんでした。

最後が大分微妙な終わり方についてですが、管理人なりにあれは前から考えていました。夢主があの後どうなったかは皆様のご想像にお任せしますが、棗より体力がなく、アリスの使う場面や頻度、求められる用途が多かった夢主の方が棗と比べ寿命は短かっただろうと思います。
また、Z編『物質を伴う友情から』のところで、「アリスの寿命そのものが使用者の寿命」という表記がありましたが、あれは完全に管理人の見解によるオリジナルですのでご了承ください。

原作はウルトラスーパーファンタスティックハッピーエンドで、しかもこれからも俺達の冒険は続いて行く!みたいな感じで完結していましたね。
管理人はハッピーエンドも好きですが、バッドエンドも同じくらい好きです。そしてうちの子をぼろぼろにしてしまう傾向があります。中二から未だに抜け出せていません。
ウルトラ(中略)ハッピーエンドと知りつつ、要先輩どうなったのかな、伊織はどうなったのかな、棗いつあの託け伝えるのかな、と思いながら原作の最終話を読んでみると、ちょっとシリアス入って管理人好みの話になります。ウル(中略)エンド好みの方、すみません。

そして最後になりましたが、サイト開設当初からあった「籠の中の鳥」を途中で断念する形ではありますが一応完結できたのは皆様からのあたたかいコメントやアンケートによる回答があったからです。たぶんこれらがなければズルズルと手を付けないままだったのだろうと思います。
棗と夢主の掛け合いが好きだ!夢主に言い返したいけど言い返せない棗が可愛い!と今までたくさん勇気づけられました。私も言い負かされる棗が可愛くて大好きです!
このような場所で申し訳ありませんが、今一度御礼申し上げます。

長々となってしまいましたが、本当に今まで「籠の中の鳥」にお付き合いしていただいてありがとうございました。
今後もリクエストや番外編で当小説と関わりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

一応これにて「籠の中の鳥」は完結です。

2014.11.12


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