最初イナイレで書こうとしてしまった← これ円堂←秋←一之瀬で書きたかったの。 --------------
「沖田さんて、神楽ちゃんのこと好きなんですか」
「何でィ、いきなり」
だってとても仲がいいじゃないですか。 と言ったら「逆だろ」と返された。
「喧嘩するほど仲が良いって言うし」
「良くねェよ」
「で、ほんとの所どうなんです?」
「何が」
「沖田さんは神楽ちゃん好きなのかって」
「んなわけねェだろィ」
と彼は言っているが、本当のところはどうなんだか。 沖田さんはあんまりそういうの言わないし。
「告っちゃえば」
「だから好きじゃねェって」
本当、どうなんだろう。 そんなに必死なのは、ちょっと疑っちゃうんだけど。
「好きなら、宇宙くらい」
「は?」
宇宙の広さなんてわかんないけど
どこが行き止まりかなんて知らないけど
私は宇宙くらい彼を愛してて、
でもそんなこと言えないから、
彼は私を見てはいないから、
そっと宇宙を閉じ込めた
宇宙くらいの「好き」を。
‐‐‐‐‐‐‐‐ 切ないの書くの楽しいな。
2011/07/26(火) 1:32
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