BASARA3ベース。ねたばれかも?
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「孫市さん?」


彼の言うその女性の名前に、思わず問い返してしまった。
別に知らないわけではなく、ただ驚いただけだ。

孫市さんは雑賀衆の三代目統領で、私にとって憧れの女性だ。
だけど私と彼女は相当違い、離れている。


そんな孫市さんに、この前田慶次は惚れてしまったらしく。


「確かに孫市さんは素敵な女性だけど…」


私には何とも言えない。
思うように喜べないのだ。

あちらはこちらの気持ちを全く知らない。

ひとり悶々として俯いていると、彼は私の顔を覗いて笑った。


「妬いてるの?」

「妬いてません!!」


妬いてるよコノヤロー




悟られぬ様に




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初BASARA。自信無し。
だから会話は少なめ。