一歩踏み出したら、消えてしまうような気がした。
もうその先なんかに行けなくなって、穴に真っ逆様な気がした。

それは私が怠慢だった為なのか、それともそんな能力、端から持っていなかったのか。


踏み出すことが大切。怯えていたら何も始まらない。
でもこれが始まりなのだと信じて踏み出したらそれが終わりだったら?少しの事で怯む私は臆病者だ。

それが怖い。怖いんだ。



穴に落ちたくないから、地を走りたくない。空を飛べる翼が欲しい。
縋り付く為の腕も、泣くのを隠す為に包まった布団ももう要らない。


ここから未来を始めたい。





羽ばたく翼





失わない方法を教えて。







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受験生には不吉な言葉がちょいちょいあって抵抗があった。

2012/01/17(火)
18:19