夢とは、実に儚いものだと思う。
少しの優しさに期待すれば、それは嘘のように失せる。

こっちの思いも知らずに他の奴に優しくするあの人を、恨めしく思った事もあった。
腹立たしい。鈍感野郎。


だけど所詮はこちらが悪いわけで。
好きなったのは自分である。
あの銀髪や死んだ目に惚れたのは紛れも無い自分。

これはどうしようもない。

笑顔を向ける。その時は想う気持ちを忘れなければならない。
忙しく切り換えるのはやはり大変で。


彼は恋なんてものが合うキャラでは無い気がする。
本当のところどうなのかはわからないが。

だが多分、叶う確率は低そうだ。


ギリギリでもって下さい、
私の想い。


砂の夢





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なんかタイトルと合ってない気がする。