兄さんはかっこよくて頭もよくてかっこよくて運動神経もよくてかっこよくて今でいうイケメンってやつで性格も明るくて優しくてかっこいい人だったのよ。 「−ってこのまえまた瞳子姉さんから聞かされたんだけど。」 「くっ…今でも可愛いなぁ瞳子のやつ!兄さん嬉しい!!」 「そんな兄さんに朗報です。このまえうちのチームの監督(♂)とお食事デートに姉さんは行きました。」 「儀式の支度するからそいつの名前を紙に書いてもらえないからヒロ君。」 「儀式って何するの…。」 「秘密」 「のアッコちゃんって続けて言いたくなるね。」 「ヒロ君渋いなぁ。だがしかしそこがまた良い!」 「ありがとう兄さん。ちなみに監督の名前はシスコンビだよ。」 「海外から魔の手を伸ばすとはいい度胸してるねぇ顔も知らないシスコン・ビさんは!」 「正直な話、俺もそいつ"ら"が目障りで…。」 「うちの大事な妹だけじゃなく弟にまで手を出すなんてなにしてくれるんですかシスコン・ビ!とりあえず便秘になりやがれ!!」 「よしっ、これでライバルは消えた。」 「え?」 「ライモン中学校は救われたって言ったんだよ。ありがとうヒロト兄さん好きだよ!(君のその力)」 「え!?そっそそそんな急に褒めたって何も出ないんだからね!?俺が添い寝してあげるよおいでよヒロ君!」 「あぁごめん円堂くんの抱き枕があるから兄さんが入れるスペースないや。」 「がっ、がーん!」 「古いよ兄さん。ふわぁ〜俺もう眠いから寝るね、おやすみなさい。」 「フフッ俺の弟の寝顔マジ天使デュフフフフはぁはぁペロペロしたいなぁ。」 「ちょっと五月蠅いよ兄さん。寝れないじゃないか。」 「えっ、分かりやすいようにお喋りカッコ付けてるけど実際喋ってないよ?」 「顔が五月蠅いんだよ。」 「本当にすみませんでした。」 〜幸せ家族計画継続中〜 |