客×売り
ぬるぬるマットプレイ
足舐め、顔面騎乗
つかれた。
頭いたい目がいたい。こういう日は直帰したくない。ストレス持ち越したくない。
くたびれた背広から携帯を取りだし、電話をかける。
「あ、もしもし。ワチくんいます?」
「ワチですか?ちょうど予約空いてますよ、何時にします?」
良かった。予約空いてた。
明日は休みだし、すっきりして帰って寝よう。
*
「わー長谷さん久しぶりですね!元気でしたー?」
お店の人に連れてこられた部屋で、ワチくんが元気に出迎えてくれる。…かわいい、若いこは元気でいい。
ワチくんは短い黒髪でスポーツをやってるなって体で、とにかく爽やかなので気に入ってる。
「元気だよー久しぶり。」
「…本当に元気?なんかお疲れですか?まぁ、いっぱい癒されてって下さいね!」
あとこういう元気いっぱいなところに癒される。
ワチくんがこのお店やめたら俺も仕事やめたい。わりとマジで。
風呂場で洗浄とうがいをして、マットを敷いてもらう。ワチくんにはぬるぬるの競パンが似合うから、いつもマットと競パンオプションを選んでる。
「はい、じゃあうつ伏せになってください。」
マットにうつ伏せると、ワチくんはローションを垂らし、背中を揉み出す。
「…なんか肩ごりごりする…めっちゃ凝ってますね…」
あーきもちいい。ぬるぬると背中にワチくんの指が通る。しばらくして、その指は止めずに、ワチくんが覆いかぶさり、指と雄っぱいで背中を揉みだした。
あー背中きもちえー。
「んちゅ、」
背中にキスされ、舌でたまに舐められる。こそばい、ぬちょぬちょと糸を引く音がいやらしい。
「じゃあ足マッサージしていきますねー!」
ワチくんがそう言うと背中から降り、俺の足の横に座った。あ、う。ワチくんの指が俺の内腿の際どい位置から膝にかけてすべる、きもちいい。ワチくんは時たま指先で触れる。確信的に。
「ん、」
ワチくんは俺の左足の膝下を持ち上げ、足を曲げさせた。その足を何に見立てているかは愚問だが、それに自分の競パンを押し付け、俺のふくらはぎ、足裏を揉む。あーワチくんの競パン…ていうか、足裏きもちいい。
「んふ、ん、ちゅ」
ワチくんが俺の足の親指をしゃぶる。足舐めたまらないなぁ、一日靴のなかで蒸れてた足を、こんな若い男前がしゃぶってくれるんだ。至福。
「んちゅ、ちゅぶ、ちゅ」
親指をチンポみたいに吸い付いて、舌で高速にれろれろしてくる。ちなみにワチくんの競パンは足に押し付けられたまんまだ。ワチくんの舌が、人差し指と中指の間をなぞる。くすぐったいような、もどかしさを感じる。
「はふ…ちょっと腰上げられます?あ、そんくらいで。」
足の指を全部舐めたワチくんは、俺のケツと自分のケツを合わせるようにうつ伏せ、俺の下に潜り込んだ。
「はふ、あ、ぁあ、長谷、さんのチンポ、尻の谷間に当たり、ます、あぅ…」
そのまま尻の谷間に俺のちんぽを挟んで、前後して尻で素股してくる。あーケツやわらか。まだゆっくりと前後して、俺のちんぽをやんわり股で刺激する。競パン尻ずりたまんねー。ワチくんもマットで擦っているのか、随分やらしい声を上げる。
「は、はぁ…、じゃあ、仰向けになってください。」
しばらくすると、ワチくんが俺の下から抜け出て、俺を裏返す。まだ競パン尻を感じてたかったな。
「顔の上乗ってもらっていい?」
「いいですよ!長谷さんは本当お尻大好きですねー!へへっ」
頼むとどこか嬉しそうに俺の顔に股がるワチくん。お尻はいい。顔一面ワチくんのお尻で包まれる。臭いをかごうとすると、息が漏れる。
「あう、息くすぐったい…」
ぴくんと動くのが肉らしくて、尻をつかんで暫く尻を堪能した。
「このまま、一緒に舐めて、あはっ、んー…んちゅ、」
俺が彼の太股を軽く叩いてもういいの合図をすると、ワチくんは反対を向いて69の姿勢をとった。ワチくんが俺の勃起チンポに口でゴムをする。
「ちゅは、ん、んふ、ん、んぅ、おいひぃ…、ん」
じゅるじゅるといやらしい音をたて、ワチくんが俺のチンポをしゃぶる。俺はその間、ワチくんの競パンをずらし尻を舐める。会陰から綺麗に剃られたそこは、どこか薄茶色のいやらしい色をしていた。
「(あ!あん!)んふ!んーっ!」
勝手にひくひくするそこを舌でつついて、ワチくんに負けないくらいいやらしい音をさせてやる。じゅばじゅば音を立て、舐めて吸う。舌を左右にれろれろと動かしたり、指でひろげた中をほじくるように舌を動かしたり、その度に俺のちんぽをくわえる喉が震え心地いい。
「ふは、はー…長谷さん、相変わらず、ヤバイですね。おれ、本気で感じちゃってましたよ…」
風俗嬢のこの手の世辞を真に受けるほど馬鹿ではないが、確かにワチくんのチンポはローションではない汁が垂れていた。
「ん、もっと…」
そう尻をこっちに押し付けてくる。仕方ないので、指を一本押し込んでみる。
「あ、ァあ…っ」
途端ワチくんの声が裏返る。俺のチンポはもう口から離され、やわくしごかれていた。きゅうきゅうと締め付けてくるぬるつく内部、にちゅ、とさきほど押し込んだ俺の涎がはみ出る。
「あっ、ぃあっ、はー…あうぅ…」
性感帯はアナルと自称するだけあって、ワチくんはアナル責めに弱い。すぐにへなへなとなってしまう。目の前で尻が振られ、ぴくんとワチくんが跳ねるたび、ワチくんのチンポもぶらんぶらんと揺れる。
その尻をバチンと叩く。
「ワチくん、入れたい。」
「あ、はい…どうぞ…あっあっ、そうだ!長谷、さんはっー、お得意様だから、生本番でも、いーですよ…?」
振り返ったワチくんが笑顔で催促する。申し訳ない、風俗で生とか恐ろしいわ。ワチくんを降ろし、普通にゴムついたままバックで突っ込んだ。
「あっあっなんで、生がっ、生したかったのに…っあん!」
ワチくんはバツバツ突かれながら恨めしそうにこっちを見る。それは無視し、生体オナホにするようにピストンする。それでもワチくんはそのしなやかな体を反らせて喘ぎ喚く。
「いいっ、あっあっあっ、くっつぁ、んあーっ!あひっ、ん!んああっ、あっ、んおっおっ!お、あ!」
ワチくんは風呂の浴槽、俺はワチくんの腰をつかんで、音を立てながら腰を振る。あったかい、このチンポ全部包まれる感じ…。ワチくんはワチくんで性感帯が奥の方だから、俺が全部埋めるように動くと、頭を振って声のトーンが高くなる。
「すごっ、ひっひぃ!ひあ!あっあっあっ!くるっ、ケツの奥びりびり来るっ、あ!あん!あ"ぁあ!」
ワチくんに覆いかぶさり上から突くようにすると、喘ぎが近くから聞こえて興奮する。ワチくんはもう無理なようで、自分でチンポしごいていた。
「もう、俺ももうちょいだからっ、我慢してっ」
「無理っあっあっあっあっ!無理ですっ出ます出ます!あひっ!く!んぉっ!出ちゃ、ますぅっ!あ"んあっんあっんあっ!あんんんん"っ!!」
もうちょい堪えてほしかったけど、もう我慢出来なかったのかワチくんは勝手にチンポをしごく。頭ではこれは駄目だと理解しているのに、もう理性から離れてただ快感を辿ってるのが、切迫していやらしかった。だからワチくんの好きなところをえぐってやった。
「あっ、ひ、あ、あ、あ、あ"ああああぁああああああ〜っ!!」
*
「また来て下さいね。待ってます。次は絶対絶対俺より先にイかせてみせますから!」
終わった後も元気印のワチくん。終了時間で部屋を出るときにそう誓ってた。…何度目?それ。
部屋を出ると突然現実世界で寂しい。さっきまでラブラブちゅっちゅしてたワチくんはいない。寂しいけど、まだ頑張れるかなと思った。
おわり
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