小ネタ集
羽飛

※現代パロ

2月22日は猫の日らしい。
それを知った関羽は義弟である張飛の元に来た。
「どうしたんだよ、こんな夜更けに?」
「翼徳…今夜、一緒に飲まないか?」
「兄者からの誘いなんて珍しいな…いいぜ」
張飛は関羽を部屋に招き入れる。
「ただ一緒に飲むのもつまらぬな。翼徳よ、今日は猫の日らしいからこれをつけてくれるか」
「何をだよ?」
関羽は張飛に猫耳カチューシャを渡した。
「翼徳なら似合うであろうな…」
「なんで男の俺がカチューシャなんかを付けなきゃなんないんだ!そんなの女にやれよ、俺は嫌だ」
張飛は関羽の言葉に文句を言う。
「翼徳は拙者の願いを叶えてはくれるのか?」
関羽は張飛に呟くと張飛は困ってしまう。
そんなに付けて欲しいのか?
しかも猫耳カチューシャを差し出されるとは思わなかったから。
張飛は戸惑いの表情を浮かべた。
「わかったよ、そんなにじっと見るな!付ければいいんだろ、付ければ兄者は納得するのか?」
「ああ…」
結局は張飛が折れる事で話は解決した。
関羽から受け取った猫耳カチューシャを頭に装着した張飛は恥ずかしくなり顔を真っ赤にしていた。
「これでいいのか?」
「似合うではないか翼徳、可愛いぞ…」
「兄者…」
「この姿のまま襲いたくなるな…」
「なっ、何言ってやがる。今日は酒を飲みに来たんだろうが!」
「ああ、そうだったな…」
「兄者、最初っからそれが狙いだったのかよ」
「だとしたらどうする?」
「そんな、真面目に答えるなよ…」
関羽が張飛を抱きしめてくると張飛は抵抗しようと腕を突っ張ねるが身体はびくともしない。
「翼徳、可愛いな…お前の全てを食らいつくしたいぞ」
「やっ、兄者…明日、仕事だから勘弁してくれ」
「拙者から逃げられると思うな」
関羽は張飛の顎を掴むと口付けをする。
欲望を煽るかのように関羽の舌が張飛の口内を蹂躙する。
飲みきれない唾液が唇の端から滴り落ちる。
「っあ…はあ…雲長っ」
「愛してるぞ翼徳…久しぶりにその身体をあじあわせてもらうぞ」
その言葉を合図に関羽は張飛を床に押し倒し鍛えられた身体を快楽に落としていった。
張飛は関羽の愛撫に嬌声を挙げ続けた。
関羽は張飛の姿に満足しながら欲望に忠実のまま張飛を愛していったのであった。




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22nd.Feb.2012


 
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