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優しくて強くて憧れな従兄。 弱い自分にとってはそれは羨ましいと思ってしまう部分がある。 そんな従兄は誰にも好かれる傾向があるのか、毎日のように仕事の時も、暇な時も、夏侯惇の側には 人だかりが出来る。 そんな夏侯惇を夏侯淵は遠くから見ていた。 殿や張遼、仁兄までいる。 本当に惇兄は誰にでも好かれるんだな。 自分の側にいて欲しいのにそれさえも自分の我が儘なのはわかるけど。 まるで子供のようで嫉妬している部分があって嫌だった。 「惇兄は俺のなのに…」 あの優しい声も笑顔も自分だけのものなのに。 だけど周囲はそれを許してもくれない。 「どうしたんですか、夏侯淵将軍?」 高めの声が掛かり振り返ると張コウが心配そうに呟く。 「惇兄はいつも誰かと一緒だから嫉妬してた…」 「夏侯惇将軍は誰から見ても格好良いですからね〜」 「張コウもそう思うのか?」 「私はどちらかと言うと夏侯淵将軍が笑っている方が好きですけど」 張コウは夏侯淵に微笑む。 「そ、そうかな?」 「ええ…夏侯惇将軍は何かと忙しそうなので気晴らしにお茶でも飲みに行きませんか?」 「それもそうだな…」 夏侯淵は張コウの言われるまま、歩き出した。
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