「あ!好きな人がいるか聞けばいいじゃん!!」
「はぁ?」
そうだよ。仲良くなったんなら好きな人がいるか聞けばいいじゃん。フレンドリーに!!
それで好きな人がいるなら俺は諦めれる。確かにそれはそれで辛いけど、彼が好きだからこそ諦めて応援することができる。
課題だ!と大袈裟に指令して考え事をしていると、いつの間にかサトは部屋に入っていた。
時計を見てみれば、そろそろ12時に針が指す時だったから、俺も今日は寝てしまおうと思ってソファに背を預けた。
次の日、サトは俺を起こす事なく学校に登校してた。何て酷い奴なんだ!俺だけど。
時計を見れば11時半くらい。寝過ぎた。
モドル