それに出て来るキャラの樹月君とやらに私は惚れているんですが、

樹月君には双子の兄弟、睦月君がいて、まあホラーゲームだから睦月君は死んでるのですよ(出会った事ないけど)

生きていると思っていた樹月君が死んでる事が発覚した後に見つけた樹月君の日記に「彼(睦月君)とひとつになれなかった」と書かれていました。

え、カップリング普通に出来たんですけど。

最終的に主人公達はハピエンなのかな?え、でも樹月君牢屋に霊体としているんじゃない?どうすんの。と思っていた時ピンと来ました


※最後までやってないので完全なる捏造です。
※ただの妄想です。


睦月君×樹月君↓
睦月君→←←樹月君



澪(主人公)達があの村から無事出た後、牢に霊体として樹月は残されていた。

澪のおかげで紗重は成仏し、村に囚われていた他の霊達も天に導かれるように空へ光になり昇っていく。

その中にはもちろん妹である千歳もいた。

その光を牢の中から眺めながら澪達が村から逃げ出した事に安堵した。

自分が死んでいた事を思い出したせいか先に死んでいった彼を思い出しては傍にいないと言う事に胸が苦しくなる。

樹月は彼、睦月に恋をしていた。兄弟でありながら、双子でありながらも好きになってしまったのだ。

彼は自分を覚えているだろうか。もしかしたらもう生まれ変わってどこかで誰かと暮らしているのかもしれない。

自分が霊として牢にいて、どれほどの時間が経ったのかも分からない。

牢の外で蛍のように光っていた魂はある地点に達するとゆっくりと消えていった。

あとは自分だけだ。

樹月は自分が死んだ場所であり醜い惨劇を起こした村を目に焼き付けると、一度目を閉じて忘れぬように、もう二度と起こらぬようにと願いながらゆっくりと目を開いた。

皆に遅れないように空を見上げれば、無かったはずの光が自分の方へと向かって来ていた。

なつかしい。


光を見た途端に何故か目頭が熱くなる。


近付くに連れて、光は人の形を象り、目の前に来た時には自分に似た、だけども自分とは違い髪の黒い彼がいた。


「やっと会えた」


彼は樹月を見ると安心したように微笑み樹月を優しく包み込んだ。


「…む、つき?」

「うん、そうだよ」


樹月が名を呼べば懐かしい声が耳元で笑い声を交えて頷いた。

何で、どうして、

聞きたい事は山ほどあるのに樹月の声から聞こえるのは睦月の名前だけだった。


「む、つきっ睦月、」

「うん」

「ごめ、ん睦月、ごめん」

「何が?」


ごめんと謝る樹月に睦月は怪訝に思う。


「、好きだよ。睦月が、好き」


何年も何年も想い続けた。双子だから言わないでいた。澪達を村から出す事に必死で心の奥底に仕舞っていた感情が彼を目にした途端に溢れ出た。

睦月は樹月の口から出たその言葉にキョトンと目を丸くさせたあと、優しくふわりと微笑んだ。

そして、樹月のその言葉に応えるかのように睦月は樹月を包み込んでいる腕を少しだけ強くした。


「樹月、帰ろうか」

「帰る?」

「うん、これからはずっと一緒だよ。」


睦月は樹月の手を取り、体をふわりと浮かせながら、微笑んだ。

それに樹月も涙を浮かばせながらも嬉しそうに笑って睦月と共に光となり、天へと昇って行った。






と、言う話。

「彼とひとつになれなかった」の一言でここまで妄想出来た。

まあ、結果的にはハピエンで睦月君も樹月君が好きなのよ。

まだまだ睦月×樹月ネタはあります。

性格で言うと睦月君が爽やか包容力溺愛攻めで樹月君が天然で健気です。


付き合いはじめて睦月君がチューとかそれ以上をしたくても両想いになれただけで幸せな樹月君は気付かず、傷付けたくない睦月君はめちゃくちゃ理性を保ってます。


寝る時に下心ありで

「おいで」

って言っても一緒に寝れる事を嬉しそうに睦月君の隣に寝転ぶ樹月君に手を出せない睦月君の図とか萌える。


皆様も零をしてみて下さい。怖いけど萌え要素があるから!!

語り過ぎて息が辛い←


「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -