これを恋と呼ぶのなら
すかさず蓋をした
開けてようが閉じてようが
ドロドロとした汚いものが沸き上がるのには
そう時間はかからないけれど
もう戻れそうにないから
せめて隠そうと思った
この瓶ごと壊してしまえばよかったのだろうか
残念ながら手遅れ
甘いのは瞬間
後は味覚を苦味が襲う
一体何時まで押し殺せば良いのでしょうか
泡になるのを待たなくてはならないのでしょうか
ならばそれまで
貴方と手を繋ぐ夢を
醒まさずに居させてください
こ
れ
を
恋
と
呼
ぶ
の
な
ら
(所詮は雌豚の戯言ですから)
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