*このお話は裏ページから移動してきたものです。使い回しでスミマセン。「ねぇ、顔見せてよ」
行為の最中、恥ずかしがって顔を隠す彼女にそう声をかける。
「い、今は、無理…」
いつならいいのかよくわからないが、顔を見ずに抱くなど、つまらない。好きな子が見せる行為中の表情や仕草は、余すことなくすべて堪能するのが俺のモットーだ。
「じゃあ、キスしたいから、手どけて…?」
そう言うと、顔を隠していた手を緩め、おずおずとこちらを見た。単純だなぁと思いながらキスをして、顔の横で手を恋人繋ぎすると、そのまま腰を動かした。
「んん…っ、ふ…っ、ひぁ…ッ!」
キスの隙間から漏れる声に唇を離すと、良い所を探しながら彼女を眺める。先程と違って、俺が繋いだ手を離さない限り、顔を隠したりできない。腰を動かしながら、彼女の表情を堪能する。
「や…ッ!ズル…イ!み…っ、見ちゃヤダ…ッ!」
「見るでしょ、彼氏なんだから」
「ひぁ…ッ!や…っ、ソコだめ…っ!」
「うん、ここね。感じる顔かわいい」
「だ、だめ…ッ!か、可愛くないから…っ、あん…ッ!手、離して…っ!」
真っ赤な顔をして、喘ぎ声の合間に必死にそう抗議する姿は堪らなく可愛く、このまま抱き潰したくなる。
もっと恥ずかしがる姿が見たくて、俺は少し身体を起こすと視線を下へと移した。そのまま結合部を眺める。
「待…っ!やだ…っ、あぁん!ソ、ソコ見ちゃダメ…ッ!」
「エロ…、俺の飲み込んで、すごいね」
わざとゆっくり大きく腰を動かしながら、彼女のナカを出たり入ったりする自身を眺める。テラテラと光る太い竿の表面に、泡立った愛液が纏わり付き、出入りするたびにその具合が変わる。
信じられないという顔で俺を見る瞳にゾクッとする。
少し角度を変えて奥まで埋めてやると、ビクッと彼女の身体が跳ねた。反射的に腰を引く彼女に追従するように自身を押し付ける。
「ひぁあ…ッ!だ、だめ…っ!あっ、あぁんっ…!」
「可愛い。でも、そんな締めると俺すごい硬くなっちゃうな」
下半身に集まる熱を受け入れながらソコを繰り返し擦り、ビクつく彼女を眺める。跳ねるたび、ナカがキュウッと俺を締め付けて、搾り取られそうになる。
「ここゴリゴリすると、ビクビク止まんないね、ほら」
「ソ、ソコやぁ…ッ、もう…っ、ビクって、させないで…ッ」
限界が近いのか、頬を紅潮させて目を瞑る姿を見て、腰の動きを速めてやると、僅かに残る理性で最後の意地悪を言う。
「目瞑っちゃ駄目だよ。俺が好きなら、俺のこと見ながらイって」
真っ赤な顔で彼女が瞼を開ける。俺を見る潤んだ瞳から溢れた涙にゾクッとして、俺はそのまま欲を吐き出した。
End
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