僕の彼女、蜜柑はすごく可愛い。外見だけでなく、性格も素直で従順で、きっと周りの男も放ってはおかない。だから僕は、彼女が僕だけを見るように、躾を施すことにした。
「ねぇ、蜜柑。僕のこと、好き?」
「す、好きです…!だから、もう…っ」
「好きなら、まだ頑張れるよね?」
そう言うと、僕はリモコンのツマミを上げる。彼女のナカに挿入っているバイブの音が一段階大きくなる。
「ひぁあ"…ッ!だ、だめ…っ、激しい…ッ、んん"…っ!なんで、こんなこと…!」
「蜜柑、僕のものになりたいって言ってたよね」
「い、言いましたけど、こんなつもりじゃ…!ひぁああ…ッ!」
「ほら、そんな玩具で喘いでないで、僕のコトちゃんと見て」
俯いた彼女の顎を持ち上げると、潤んだ瞳がこちらを見る。首元には僕がプレゼントした革の首輪。ベッドに座った僕の足元で懇願する瞳を見せる彼女は、目に入れても痛くない愛玩犬のように可愛らしい。
愛犬に主人が誰かを躾けるのは飼い主の役目だし、そのためなら時には心を鬼にすることも必要だ。首輪とお揃いの革素材で後ろに拘束された両手首も、その一環だ。
「んん"…っ、止めて、くださ…っ、ナカのこれ、だ、だめ…ッ!」
「ふふ。これは僕をもっと好きになるためのトレーニングだよ。僕が好きなら、そんな玩具で感じちゃ駄目だよ」
「そ、そんな…ッ!あっ、あぁあん…ッ!」
「ほら、なに腰浮かせてるの。お座りでしょ」
そう言いながら、膝立ちになりかけた彼女の腰を床に押し付けて座らせる。全身をビクンと跳ねさせ、彼女の声が切羽詰まったものに変わる。
「ひぁああ…ッ!だ、だめ…ッ!こ、これ、当たってます…ッ!あぁああん…っ、ま、待って…ッ!」
「当たってるって、何言ってるの。ほら、ちゃんと僕の目を見て」
「ご、ごめんなさ…っ!が、我慢できな…ッ!ひぁああ…ッ、やだ、イっちゃう…ッ!」
「僕の目を見ながら、僕以外の、しかもただの玩具で、蜜柑はイっちゃうの?」
「い、いま押し付けるの、ズルイ…ッ!ひぁああ…ッ!だめ、これもう、イク…ッ!イキ、ます…ッ!ふぁあああーー…ッ!!」
脚をガクガクと震わせながら、蜜柑が達する。ぐったりと倒れ込んでくる上半身を抱きとめると、リモコンのスイッチを止めた。
「ハァ…っ、あ…っ、んん…っ」
「我慢できなかったね」
「ご、ごめんなさ…っ」
「そんな玩具でイっちゃうなんて心配だなぁ」
そう言って蜜柑をギュウっと抱き締めると、蜜柑の心臓の音が高鳴った。こんな酷いことをする男でも、彼女は僕を愛している。
「蜜柑は可愛いから、僕以外の男に拘束されて、今日みたいに玩具で犯されるかもしれないよね」
「そ、そんなこと…!ひぁああ…ッ!ま、待って…!なんでまた、スイッチ入れるの…ッ!」
「僕以外でイったりしないように、何度でも僕が躾に付き合ってあげるね」
-
「やぁあー…ッ!バ、バイブ、ぐちゅぐちゅしないで…ッ!ダメダメ…ッ、出る…からぁ!」
「駄目だよ。僕がいいと言うまで潮吹きは。そもそも玩具で感じたら駄目だって言ってるよね?」
「無理無理…!止めて…ッ!イク…ッ、だめ、イクから、激しく、しないで…ッ!あっ、あぁああーー…ッ!」
「あぁ、吹いちゃった。何回言ったら、蜜柑は待てが覚えられるの。ほら、もう一回、頑張ろうね」
End
[ 1/1 ]
←Prev | 目次 | TOP | Next→