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次の日、殺人的な光にあたしは目を覚ました。

大きな窓いっぱいに入り込む神聖な朝の光に身の危険を感じて、あたしは影になった壁の隅に座り込んだ。

澄んだ朝の光は、悪魔は大の苦手だ。東向きのこんな部屋を作るなんて、この家は少なくとも悪魔の家ではないのではないだろうか…

そんなことを考えながらも、まだ眠気が勝ったあたしは、頭から毛布を被るとそのまま再度眠りに落ちた。

-

数時間後、部屋のドアが開く音がして、あたしは目を覚ました。

入ってきたのはあたしと同世代の女の子。栗色のふわふわの長い髪に、白い羽根。お人形のような顔をしたその子は天使だった。

「なんで天使が…っ」

咄嗟に身構え、睨み付ける。そんなあたしに彼女は当惑した表情で

「大丈夫だから」

と優しく言った。
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