ファンブックよもやま話 

「翔吉は小動物だから仕方ない。」


「えっ!?何ですかそれ…。」


「翔吉の前世は小動物。」


「なになに!?分かるの!?オレは?オレの前世もわかる!?」


「おい、裕介。食い付く所が違うだろ。」


「そうですよ。何で文太さんが僕の前世を知ってるのかって事ですよ!」


「ふん…そんなの適当にそれっぽい事言ってるだけだろ。」


「こら、創一。そういう言い方はいかんぞ。」


「そうだよ。前世が分かるなんて凄いじゃん!!創ちゃんだって自分の前世知りたいだろ!?」


「別に知りたくねぇよ。」


「キヨには教えない。」


「ほらー、文ちゃん怒っちゃったじゃん。」


「文太さん、創一さんの前世も分かるんですか!?」


「うん。でもキヨには教えない。」


「じゃあ、僕らには教えて下さいよ!」


「あ、オレも聞きたい!」


「うん。いいよ。」


「おい!何でお前らが聞くんだよ!!」


「キヨには教えない。」


「何だよその目は!!」


「文ちゃんをバカにした罰だよ。創ちゃんは放っといていいから、教えて♪」


「実は…………」


「マジで!?」


「そうなんですか!?」


「それは驚いたな…。」


「(笑)」


「おい!!何だよ皆してその反応は!!特に千尋さん!!笑うなら声出して笑って下さいよ!」


「いやー、創ちゃんの前世がねぇ…。」


「意外な感じですよね!?」


「確かにな。創一の前世だからなぁ。」


「お前らわざとそういう言い方してるだろ!!」


「…(笑)」


「千尋さん!!笑うならちゃんと笑ってくださいって!!」


「キヨ、うるさい…。」


「そうだぞ創ちゃん。次はオレの前世聞くんだからちょっと黙っててくんない!?」


「裕介さんの次は僕もお願いします!!」


「文太が良いって言うなら俺も教えてもらうかな。」


「…栗巻、俺もいいか?」


「おい!!俺を無視すんなぁぁぁぁぁぁ!!」









こうしてファンブックの内容とは無関係な前世の話で盛り上がり、創一以外のメンバーは徹夜で話し込んだとか込まないとか…。













  end 
[2/2ページ]

 ←Nobel Top