エイプリルフールネタです!新連載予定は御座いません
日付は変わり、新学期となりました
『逃げても無駄』も運営開始から二年が経過し、そろそろ新しい物語を書くときかと思い、筆を握るならぬキーボードを担ぐ勢いで新連載をなんと3つ!
更新頻度はどうなるのという心配もありますが、とりあえず以下の予告のようなものと一番下にある詳細へお暇なときにでも目をお通し下さい
※男主人公もいます



――――マフィアの世界


「お前、誰だびょん……?」

「私のこと?私はね、」

外の光など入ってこないこの空間で、彼らは出会う

「久しぶりだな。まさか生きていたとは」

「……?私の知り合いに、赤ん坊はいなかったと思うんだけど…」

久々の再会と、望んでいなかった出会いと共に物語は進み始める

「ねえ、名前。もう一回名乗ってよ」

「あなたは確か…雲雀恭弥、だっけ」

「君の名前を、覚えてあげるって言ってるんだけど」

誰も永遠ではない。しかしそのことに、彼女は気付けない

「そのリング争奪戦―――ちょっと待ってもらおうかな」

そして、誰も知らないシナリオが動き出す

「―――闇のリング?」

「この時代の君は、3年前に死んだよ」

「君は非常識だと言ってるんだ」

「ッ、テメェ…笑ってんじゃねぇぞ!!」

「ああ。なんだ沢田くんか。どうしたの?ここは危ないよ」

「なら――――会わせてあげるよ」

太陽、雨、嵐、雷、霧、雲、そして大空
彼らはそれぞれの想いを胸に戦うが、その全てを闇は飲み込む

「ああ…そう。そういう返事なら、沢田綱吉」

「やっぱりあなたは死ぬべきだ」

闇が大地をも飲み込めば、そこには何も残らない

「さあ、絶望の時間だ」




――――テニスの世界


「あー…腹痛くなりそう」

「大丈夫だよミチル。ちゃんと俺が腹痛の薬持ってるから」

テニスラケットなどが入ったバッグを肩に背負った二人の少年が、誰もいない道を歩いていく

「心配したぞ越前、全国大会3日後にいきなり姿を消すなんて!」

「越前がここに呼ばれる確立120%…データ通り」

全国の猛者たちである高校生達が、テニス合宿をしているというこの場所で
彼ら二人はその招待状を手に、様々な人物と出会っていく
それが良いことなのかどうかは、彼らにしかわからない

「まさか…真田くん。あれをやるつもりですか」

「立海の切原赤也って言います。精々、俺の足を引っ張らないで下さいね?せんぱい」

「なんで跡部さんはこんな人を……」

「自分、謙也とばっか喋っててつれないやん…?」

「あの福士とかいう彼とこの私、どちらの方が良かったですか?」

「俺は数字でいうと5よりも3の方が好きなんだよね」

彼らとは友人でもあり、そして同時に戦うべき敵でもある
ネットを挟んだ向かい側で、彼らは楽しそうにラケットを握る

「そのテニスはしないって、僕と昔約束しただろ」

そして、彼は勝利のために、一度手放したラケットを再び握った

「ごめんねミチル。俺は、君との約束を今から破るよ」




――――エクソシストの世界


「それじゃ、行ってきます」

綺麗な制服に腕を通す
もう帰らない家を振り返って、少し躊躇ったように少女は笑った

「ようこそ、正十字学園へ」

奇妙な男と、正反対に見える双子との出会いから、少女は物語へと引き込まれていく

「フェレス卿に怒られてしまったよ。君には手を出すなとね」

「あー、じゃ、じゃあ頼んますわ」

「コイツに謝れ!」

「―――おごがましいのはどっちだよ」

「写真の彼女には手を出すなよ、アマイモン」

「ああ…実に、楽しそうです」

「エクソシストの分際で、私に命令しないで下さい」

青い炎は揺れ、白い光は全ての炎を切り裂く

「ここでの友達はいないから、仲良くしてくれると嬉しいな」

少女は笑い、彼らは困惑する
その瞳に見えているのは、何色だというのだろうか

「初めましてオレはサタン。まあ自己紹介も程ほどに、お前達には滅んでもらうんで、そこらへんよろしく頼んだよ」


お察しの通り真っ赤な嘘でございました!
楽しんでいただけたらなにより!と思ってますがベタベタすぎてバレバレでしたねヒィイ恥ずかしい…!
このような嘘に付き合って下さり本当にありがとうございました。
これからも『逃げても無駄』をよろしくお願いします!
2013.04.01 代理

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