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牧紳一/同棲恋人ヒロイン
とある日の朝の一幕。
「牧くん、行ってらっしゃい」
「ああ、先に出るな」
玄関先で牧の出社を見送る***の鎖骨辺りの肌に、赤く変色している部分があるのに気が付いた牧は、一瞬動きを止めた。
(……俺か?付けたか?いつ?)
たった数秒間の間に自らの記憶を辿るも、いまいちピンと来ない牧はそっと目を細めて***へと一歩踏み寄り、その部分へと注視した。
すると直ぐに虫刺されの類だということに気が付き、なんだが可笑しくなってフッと控えめに笑みを零す。
「なに?どうしたの?何か付いてる?」
「いや、何でもない」
未だに笑みを携えたままの牧は、それ以上は何も言わず、その虫刺されの部分へとそっと柔らかく唇を寄せてキスをした。
「行って来る」
「……?行ってらっしゃい」
とある日の朝の一幕。
「牧くん、行ってらっしゃい」
「ああ、先に出るな」
玄関先で牧の出社を見送る***の鎖骨辺りの肌に、赤く変色している部分があるのに気が付いた牧は、一瞬動きを止めた。
(……俺か?付けたか?いつ?)
たった数秒間の間に自らの記憶を辿るも、いまいちピンと来ない牧はそっと目を細めて***へと一歩踏み寄り、その部分へと注視した。
すると直ぐに虫刺されの類だということに気が付き、なんだが可笑しくなってフッと控えめに笑みを零す。
「なに?どうしたの?何か付いてる?」
「いや、何でもない」
未だに笑みを携えたままの牧は、それ以上は何も言わず、その虫刺されの部分へとそっと柔らかく唇を寄せてキスをした。
「行って来る」
「……?行ってらっしゃい」
牧さんを見送ったあと、ヒロインちゃんは鏡で確認するけど、牧さんの胸の内の思いには気が付かないんだろう。
こういう日常の、さり気ない幸せが大好物です。
キスマークと見間違えた牧さんが、すぐさま「(俺か?)」と思っちゃう辺り、普段の牧さんがどういう風にしているのか察しがつく(笑)
普段は見えない位置につけるけれど、「(あ、もう少し下だったか……)」と少し反省(?)してたりしてたらいいよ、牧さん。