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結局、あのあと家に帰ってすぐ倒れた。
無理したのは悪かったけど、まさか熱がでるとは思わなくて。

レオくんが用意してくれた布団に横になる。


「ママ、だいじょうぶ?うっちゅ〜☆する?」


うっちゅ〜☆は、おまじないでもなければ、魔法の言葉でもありません。


「ごめんね、リオ。すぐご飯作るからね」


熱があるだけで風邪ではないと思うし。
起き上がろうとしたらレオくんに止められる。


「無理するなよ。今日はおれが作るから。リオ、パパと一緒にご飯作るぞ☆」
「うん!つくる☆」


いや、それ不安でしかないんだけど。キッチンが芸術家二人のせいで破滅の危機。

でも今のわたしには二人を止める力は残っていなくて。
気がついたら眠りに落ちていた。