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拝啓 月菜様

初めまして。
この度は「いんどあ派、再び」十万打記念企画にご参加下さり、有難う御座います。
ご承知かと思いますが、私、リスティアータが質問に答えさせて頂きます。

「……ちょっと堅いかしら……?」
「いいんじゃないですかぁ?記念すべき最初の人なんだしー」
「それもそうね。ありがとう、アニス」
「どういたしまして〜☆」

質問は「陛下がペットにしているブウサギ達。どこが可愛いと思っているか教えて下さい」でしたね。
少々長くなってしまうかもしれませんが、分かり易く説明出来るように頑張ります。

「とは言っても、何から話せばいいのかしら?」
「個々の特徴でも適当に書けば十分だとおもいますがねぇ」
「まぁ、確かにそれなら分かり易いわね。ありがとう、ジェイド」
「どういたしまして☆(適当の意味、解ってないですね…)」

では、まずはネフリーから。
陛下が特別可愛がっていらっしゃるそうで、毛並みは艶々でいつも石鹸のいい香りがするんです。
ちょっと甘えんぼみたいで、よく足元に擦りよって来るのが可愛いと思います。
ゲルダは大人しい子で、皆のお姉さん。
脱走した皆が階段を登れずに困っていると、後ろから頭で押してあげるんですよ。そうそう。
ゲルダは他の子達に比べて足が長いんです。
一人で階段も登れるなんて、凄い子ですよね。
私としては、階段で後ろ足をピコピコさせている姿も可愛いと思うんですけれど…。

アスランはとても優しい子です。
時々ひなたぼっこをしていると眠ってしまうんですが、必ずアスランが枕になってくれているんですよ。
ライガのお腹も柔らかくて好きですけれど、アスランのお腹もとても寝心地がいいので、つい長々と眠ってしまいます。
そういえば、陛下がフリングス将軍のお名前から名付けたとお聞きしました。
陛下は名付け親の才能をお持ちなんですね。

「…………」
「ジェイド?」
「いえ…何でもありません…」
「……?」

サフィールはよく鼻水を垂らしています。
お鼻の粘膜が弱いのかしらと少し心配です。
でも、お鼻をちーんとさせてあげると、とってもスッキリした顔をするんですよ。
それがとても可愛らしいんです。

「私は鼻水なんて垂らしていませんよっ!」
「あら、ディストさん。こんにちは」
「こっ…こん」
「誰も洟垂れの話なんてしていませんよ」
「な、何ですってぇ!?嘘を仰い!確かに今サフィールと」
「終わりましたか?」
「え?いえ、まだジェイドの事が」
「私を無視するなぁっ!!」

最後にジェイドです。
赤い瞳がジェイドによく似た子です。
不思議と私に懐いてくれていて、会いに行くと真っ先に駆け寄ってくれます。
陛下は「ジェイドのらぶあたっく」と呼んでいました。
そうそう。
撫でられるのも大好きみたいで、自分から撫でて欲しいと言いたそうに頭を私の手に擦り付けてくるジェイドは、とっても可愛らしいんですよ。
望み通りに撫でてあげると、こう、ふにゃって目を細めて、

「…もう十分だと思いますが」
「あら、そうですか?まだあの子達の可愛い所はありますよ?」
「まだ次の方々も居ますから、是非ともこの辺にして下さい(にぃっこり)」
「まぁ、そうでしたね。わかりました(にっこり)」

短く纏めるつもりが、ついつい長くなってしまいました。
乱文にて失礼を致しましたが、質問にきちんと答えられていればと思います。

リスティアータ 敬具

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