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「ん゛ぐっ…ぐっう゛ぐぅっ……兄…、さ……くる、し……っふがッあ゛っ!」
「うるせー喋んな! 歯が当たるだろっ」
「え゛ぐっ、げぇっえ゛あ゛っ…ぐぶっう゛ぅっ、んぶうぅっ…!」

仰向けに寝ている僕の顔に跨って無理矢理口を抉じ開け、息を吸う暇も与えられないまま容赦なくペニスを突き立てられる。オエッと喉が開いたタイミングでさらに奥に捻じ込まれ、あまりの苦しさに目をひん剥いてえずきながら鼻孔をヒクつかせた。
兄が中学に上がり僕が小学5年生だった頃から、こうして兄が時々夜中に二段ベッドの階段を降りてきて僕の布団の中に入ってくるようになった。それは兄が高校生になった今も続いていて、週に一度は僕の口に精子を吐き出す。

「お前が女に生まれて来なかったせいでマ〇コが使えねーんだよ、この欠陥品! 生まれ損ないが!」
「お゛ごッお゛ぉ゛……んげっえ゛えぇ!」

激しく喉を抉られ、異様な音と嗚咽が部屋に響く。

「ふん、マ〇コ代わりにケツ穴突っ込んでヒィヒィ言わせてみるか?」
「ん゛ぐ!? ふぐっぐぼッ……や…っ…ゆる…ひ…っぐぼっ…ぐごお゛ぉッ! おげえ゛ッえ゛ぇ゛…ごぼっ!」
「嫌なら大人しく咥えてりゃいいんだよ! ……うおー、喉コキまじ最高っ」
「お゛お゛ッ…うごッお゛ぉ゛…ん゛ぐぷっう゛うぅぅ!」

僕が窒息しそうになって激しくもがいても兄はお構いなしに腰を振ってペニスを突き立てる。気道に入った粘液に激しくむせ返り、顔を真っ赤にしながらバタバタと身体をよじる。だんだん酸素が足りなくなって、身体がピクピク痙攣し始めて、もう死ぬかもって意識が遠のきかけたギリギリのところで兄がようやくその異変に気付いてペニスを引き抜いた。逆流してきた粘液が口から溢れ、顔面は涎の泡まみれだ。

「ぷは……っ! げほっ、げほ…! げっえ゛ぇぇ…んげっえ゛ぇ」
「なんだよ使えねー奴だな、このくらいで落ちそうになってんじゃねーよ!」
「はっ…はぁっも…ゆる、して…っ兄さ…っ」
「は? まだイッてもないのに何が許してだ、寝言は寝てから言えよ……なッ!」
「んごっお゛お゛ぉぉ!」

再び唇を抉じ開けてペニスを挿入され、喉の深いところまで突き立てられてしまう。兄はすぐにピストンを再開させ、ぐちゃぐちゃと気持ち悪い粘液の音を立てながら口内を犯した。

「はー…喉ち〇こに擦り付けんの超気持ちいー…」
「う゛っぐげ…げえ゛っ…ン゛! ぐぶっう゛ぷッ…!」

ペニスの先端を喉奥にゴリゴリ押し付けるように、左右に腰を揺すって擦り付ける。ちょうど睾丸が鼻の穴を塞ぎ、押し潰すように圧迫されてまたすぐに呼吸が苦しくなってくる。

「ふごっふぶッう゛う゛ぅぅぅ! あ゛っ…あ゛が…っ」
「おー、カエルみたいだなお前。もっと鳴かせてやるか」
「お゛ッお゛ごっごりゅっ…ん゛ごぉ゛…お゛っお゛」

酸素を奪われ頭がクラクラして、手足をバタつかせる力も残っていない。ネバネバした粘液が喉に絡み付き吐き出したくても吐き出せない。兄がピストンを止める気配などなく、今度こそ本当に死ぬかもしれないと怯えながらひたすら窒息寸前の生き地獄に耐え続けた。

「おい息してるか? ったくしょうがねーな、もったいないけど出してやるか」
「ふっ…ふぐう゛ぅっう゛…うごぉ゛」
「零したら許さねーからな……、っ!」
「ん゛ぐぅ゛ーッふぐっぐえ゛っえ゛、げえ゛ぇぇぇ! 〜〜〜ッ!!」

喉にペニスを突き挿したまま、大量の精液がドクンドクンと放たれる。一気に食道に流れ込んで、苦しくて、涙がボロボロ溢れて、胃から激しい嘔吐感がせり上がってくる。

「ごぷっ…う゛っう゛うぅぅ……ごぽっ…!」

舌の上でペニスが強く脈打ち、最後の一滴まで精液を絞り出す。口いっぱいに広がる苦味と生臭さにえずきが止まらず、逆流してきた精液が鼻の穴から噴出した。

「うわ、ぐっちゃぐちゃじゃねーかよ! 汚ったねー面しやがって!」
「う…、うぅっ……ひっくっ…」

ようやくペニスが引きずり出され、まともに呼吸が許された安堵感から涙と嗚咽が止まらなかった。僕を罵る兄の声も、ようやく終わったんだと知らされるようでほっとする。

「部屋が臭くなる前にちゃんと掃除しろよな。俺が寝てる間に綺麗にしとけよ!」

兄はいつものように用済みの僕を残してベッドの上段へ戻っていった。

  

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