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「やあ、いい子にしていたかね?」
「ふうっ……! うぶっう゛ぅぅ!」

ガラガラと体育館倉庫のドアが開き、入ってきた用務員の男に訴えるように莉子は涙目で鼻息を荒げた。制服をたくし上げほとんど裸に近い状態で、頭の上で両手を縛られ、大きく広げた足もロープでしっかり拘束されている。両方の乳首にそれぞれローターが貼り付けられ性器にバイブが挿さったまま、昼休みの終わりから五時間目が終わるまでの間ずっと放置されていたのだ。

「うぐっふ…う゛うう……!」
「担任の先生が心配していたぞ? 保健室で休んでいる君のことを。……ふふっ、こんなにいやらしい姿で授業をサボっているとも知らずに」
「ふぐっ! んぐんぐぅぅッ、ん゛むっ……んぶっ」
「ん? なんだねこれは? びしょ濡れじゃないか」

男が近付き、失禁か潮吹きかわからないほど広がった水溜まりを見下ろしてニヤニヤと笑みを浮かべる。

「そうかそうか、おじさんが買ってあげた玩具そんなに気に入ってくれたのか。泣くほど喜んでくれるなんておじさん嬉しいなぁ」
「ふぶっう゛ぅ…! う゛うーっう!」

莉子の必死で何かを訴える声は口に貼られたガムテープによって塞がれ、呼吸が荒く乱れるだけだった。男は莉子の足元に屈み、バイブを握って前後に動かす。

「電池が減ってしまったようだな。バイブの振動が鈍くてもどかしいだろう。どれ、少しは手伝ってあげようじゃないか」
「んぐっ! んぶうう゛ぅぅっ! んっんぐっんう゛ぅーッ……!」

唐突に与えられる刺激に莉子は悲鳴を上げた。プシャッと淫らな汁を撒き散らしながらヒクヒクと性器が痙攣している。

「ふふふ。まったく、これじゃ掃除するのが大変じゃないか」
「ひっう゛うぐっひぐっう゛ぅッ…!」
「弱々しい玩具のままじゃかわいそうだからね。新しいバイブも用意してあるぞ、ほれ」
「ん゛ぎッ!?」

隠し持っていたバイブを目の前に突き出された莉子は目を大きく開き、怯えた表情で首を横に振った。男はお構いなしに莉子の性器からバイブを引き抜き、代わりのバイブをずぼっと突き挿れる。一気にスイッチを強まで入れると莉子の全身が波打つように震えた。

「んひぐう゛ううぅっ! んぶっん゛ん゛ーッ!」
「どうだね、すごいだろう? 今度はクリバイブ付きだぞ。これで君の大好きなクリちゃんもいっぱいブルブルできるなぁ」
「んぐっん゛ん゛うぅぅっ! ん゛ごッん゛ごお゛ぉぉ!」

膣の中で蠢くバイブが同時にクリトリスを激しく刺激する。容赦なく襲い来る快感に強制的に逝かされ続け、莉子は頭の中が真っ白になっていた。止まらない愛液を垂れ流し、何度も白目を剥いて意識を飛ばしかけながら唸り声を上げる。

「ん゛ごッ……お゛お゛ぉ……っ」
「ふふ、どうやらこれも気に入ってもらえたようだな。だがちゃんと起きていないとダメだぞ? 眠ってしまったら、いつ誰が来るかわからないからね」
「ふぐっふごごッ……お゛ごぉっ……ん゛ごッ」

全身から汗が噴き出しバイブの振動に合わせて脚がガクガク震えていた。予鈴のチャイムが鳴り響き遠のく意識が引き戻される。

「さて。おじさんはまた仕事に戻るとするか」
「ふごっ…!? んごお゛お゛! ん゛ぐぅう゛ーッ!」
「なぁに、心配するな。また六時間目が終わる頃には様子を見に来てやるさ」
「うぐっ…ぅ゛ぅう゛っ! ふぐっぐご……!」

懸命に呼び止めようとする莉子の声を無視して男は立ち上がり背を向けた。そして少し歩き出したところで、思い出したように立ち止まる。

「一つ言い忘れていたが、六時間目は体育館を使うクラスがあるようだ」
「ん゛ぶっ…!?」

莉子の心臓がびくっと跳ねる。耳を澄ませば、教室から体育館へ移動してきた男子の賑やかな声が聞こえてくる。

「あまり声を出すと気付かれてしまうかもしれないな? 彼らに犯されたくなければ、大人しく待っているんだぞ」
「うっ……う゛ぅ…うぅぅ……っ」

男が出て行き、倉庫の扉が閉じられる。
自分ではどうにもできない状況に、莉子は誰にも見つからないことを願いながらひたすら時間が過ぎるのを待った。

  

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