アルコバレーノの試練の一つである風の鬼ごっこは、綱吉が彼を捕まえた(?)ことで決着がついた。


──はずだった。















「いいんちょー!」


「え!?結城さん!?」


「おや、沢田君?こんな所で……って、ええぇぇぇー!?」


何故か応接室にいない委員長を探して、手当たり次第教室を駆け巡り。
これはもしや、また無断外泊の前兆か?
とか、
委員長が外泊なんてしたら、変態に犯される美味しい事件が──じゃなくて、並盛の屍が増えちゃうかも。
とか考えながら、次の教室を開けたら。


ここはキュンタヒ王国か!?


という光景が目の前に広がっていました。


「だだだ、誰、その子!?」


沢田君の膝の上には、委員長に瓜二つの赤ちゃんがちょこんと座っている。


真ん丸な頭。
釣り目の瞳。
さらさらの黒髪。
何故かチャイナ服だけど、委員長もチャイナ服似合うかもだし……。
腰まであるスリットから委員長の白くて引き締まった細い足がチラリズムしたら……。


たまんねーよ、オィ!!



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