「よー、キョーヤ!久しぶりだな!」
「また貴方なの?いい加減迷惑だと知りなよ」
夕方の応接室。
最近何かと遊びに来るディーノさんに、うちの僕様委員長はお冠である。
個人的にはディーノさんが来るのは嬉しい。
優しいし、格好良いし。
何より。
D18万歳だし!!
「よう、嬢ちゃん。しかめっつらしてどうしたんだ?」
「ロマーリオさん!実は今、国籍による統計的疑問に悩んでいるんです」
目の前にはD18。
夢の様にいちゃつくD18。
執務机を挟んできゃいきゃいしているD18は実に可愛らしい。
「ぶっちゃけるとイタリア人に対する疑問なんですけど」
ただ、それを傍観しながら壁の花と化しているのは正直つらい。
「イタリア人?俺でいいなら聞くが」
あぁ、今ここに紙とペンがあるなら、この素晴らしさを描き記したい!
「本当ですか?実は日本人とイタリア人の男性の股間のサイズに対して興味がありまして」
こんな話題を隅の方でしてるなんて知らずD18は仲良くおしゃべりだ。
「……それ、イタリア人じゃなくて対象はボスだろ?」