「これ、終わらない。年末間に合わない」
「……バトルトレイン、運休しますか?」
「ハヅキ……貴女そう簡単に言いますが、バトルトレインがギアステーションにとってどれ程重要か「じゃあ仕事、終わらせてください、ね?」」
さあ、では、
指差し 確認 準備 オッケー!
目指すは 終了 出発 進行!
「では議題は“いかにスムーズにバトルトレインを運行し、なおかつ書類を仕上げるか”でございますが、意見のある方は挙手制でお願いいたします」
「はーい!ぼくの書類、ノボリがやる!」
百点満点の手の挙げ方に、零点の内容。
流石はクダリボス。
「……それ、意味ないやん」
全くだ。
クラウドさん、良いこと言う。
「ボス等、もうええ加減諦めて仕事しいや。オレ等も手伝うから」
「ええ、勿論直ぐにこの愚弟と取り組みます。しかしこの繁忙期を“あの”書類とバトルトレインを同時進行するのは、いかにわたくしでもかなり難を極めるというか……」
「この際、バトルトレインはノーマルとスーパー、シングルとダブル関係なく運行したらどうですか?」
「どういうこと?」