青空飛行機雲
2010/12/22 19:13


いつも通り君を待ってると 突然体がふわりと宙を舞う
青空の中にある白い線 あれはきっと飛行機雲だ

少しでも近づけたと思ったけど どうにも手を伸ばしても届かないな
青空に光るあれは 遠い昔に見た飛行機だ

君の泣いていたあの理由(ワケ)は
未だに理解は出来ないけれど
隣にずっといることは出来るんだよ
「あの空には何が見えますか?」

青空に飛行機雲が見えた時は 子供みたいにはしゃいで
小さな出会いを喜べたから こうして傍にいるんでしょう
雲は短いから きっと明日も晴れるだろう
そうだ桜並木の散歩に行こう 手でも繋いで

近づいたからもう一度手を伸ばしてみると 驚くほど簡単に手が届いた
雲を裂いて飛んでいるのは まだ消えぬ君の飛行機だ

笑ってくれた君にありがとうは伝えたけど
その気持ちが伝わった自信は無い
ずっとなんて無理だと今は解る
「あの空から何が消えましたか?」

曇天の空を裂いて見えた飛行機 もう遠ざかっていくんだと
出会うまでの別れを告げて 君を探しているんでしょう
雲は長いから もう雨が降るだろう
その涙が雨に流される前に 独り同士で帰ろう

もしも思い出の中にしかいなくなったら
君はどう思う? 探すかい?
それは止めてよ 君にはここにいてほしいから

僕は君に出会うために生まれてきたんだ
君も僕に出会うために生まれてきてくれたと
信じていてもいいかい? 君も信じてくれて良いから

晴れ空から雨 まだ飛行機が見えるのはせめてもの救い
きっと僕が君に 二つの虹を見せたかったから 君は見えますか?
その涙が雨に流されるなら 僕が傘をさそう
赤い傘から見える景色は 忘れたけれど

あの青空の飛行機雲は 少しだけ覚えてるんだ 覚えていよう




追記

書き始め:2010.12.18 PM8:35
書き直し・書き足し:2010.12.21 PM7:35
書き直し・書き足し2:2010.12.22 PM7:31

未完成。
衝動書きだから間違い多発は百も承知(笑)
ってか曇天の時って飛行機見えないよね、飛行機雲って出来るのか?(∀)




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