いつまでも追い付けない
(カイ)



目の前には見覚えのある美しい人の姿。

「…ヌナ、」

結局僕はヌナに追い付けなかった。




『こんにちは』

そう微笑んだヌナは昔のままだった。





「ジョンインー明日僕の彼女連れてきていい?」

昨日、僕が部屋でパソコンをしていたらベクニヒョンがそう聞いてきた。


「え!ヒョン彼女できたの?いいよ!みたいっ!」





そうして僕たちの宿舎にやってきたベクニヒョンの彼女。

それは名前(カタカナ推奨)ヌナだった。





「名前(カタカナ推奨)ヌナっ!」

『え?ジョンイン?』

「うん」

『うわー久しぶり!大きくなったね』

久しぶりのヌナは相変わらず、僕を弟としか見てくれない。



 


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