修一
ルーシーもといナオの義理の兄。現在、三十路(今年三十一!)で独身。優しいみんなのお父さんでありお母さんでもある存在で、ナオと心ちゃんにはもうとことん甘い。ナオもナオで彼を歪んだ愛情で包み込んでいる。両想いなんでしょう。争いごとの大嫌いな温厚な性格で、何よりも平和である事を願っている。最近運動不足でやや腹が出ているらしい。
心(こころ)
両親と弟を飛行機事故で亡くし孤児となった為に、ここへ引き取られた保育園児の少女。無邪気で人懐っこく、修一がメロメロになるのも分かるほどの純粋無垢さ。彼女も修一の事が大好きなようで、いつもべったりしている。今更感はあるがこの心ちゃんは、黒井が空手の出稽古に行った先で遭遇した幼女がモデルである。え〜何だって〜!?
公平からの有難い総評
「料理が出来る男ってのはポイントが高いんだって。それで子どもが好きだと、更にいいんだとよ。ということはさ、兄ちゃんはまさに旦那に欲しいタイプだよな、にこにこしてて愛想もいいし、きっとご近所からの評判や保育士さんからの人気も上々だ。最近ちょっと腹が出てきてるなって事以外は極めて優秀な婿さん候補なんだよ。けど兄ちゃんは可哀想かな、惚れた(惚れられた?)相手が悪かったよなぁ。なんせ、男なんだもの。でもまあ子どもはいっぱいいる事だしこの生活がいいってんならそれも一種の幸せの形かもしれないね。うふふ、何だかしんみりとしちゃう俺でした。幸せにな……」
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