九十九ヒロシ


前作において実質主役みたいなものだった敏腕ゾンビハンター。英雄視されていたが本人にとっては色々と思うことがあるようだ。眼鏡をかけ、一見するとインドアそうな容姿にそぐわずかなりの腕っ節とタフさを持ったチート野郎である。腹の立つ事に様々な武器の扱いに長け、ついでに素手での戦術もバッチリだという中二も真っ青なイケメン補正つき。実在したら多分卒が無さ過ぎてクッソムカつくだろう。そりゃ転校初日から絡まれもしますわ。二挺拳銃による立ち回りを得意としていて、愛用銃は前作から引き継いでジェリコ941とコルト・ガバメント。二挺でも扱いやすいよう、反動を少なくするなどのフルカスタマイズ済み。近接戦闘はフルコン空手がベースらしい。無数のゾンビ相手に怯む事無く立ち向かう肝の据わった部分もあるが、恋愛絡み(特におみだらな話題)になると途端にキョドりだした上に眼鏡が曇るという謎の仕様も持っている。あと無類の甘党につき、将来引退した後のビジュアル面の劣化の不安が早くも危惧されている。



公平からの有難い総評
「まずは言い訳をすると『二丁拳銃? 現実的には無理無理!』というのはよく分かってるんだ。でもまあカッコイイもんね〜! 何だかんだで創作なんだし派手さ重視って事よ。もー悔しいくらいかっこいいんだもんね、『リベリオン』とか『フェイスオフ』とかさ。書く側としては色々と考えちゃうんだけど、見る側としては素直に、「こまけえこたあいいんだよ!」精神で惚れちゃうよな。ずるい。無理やりこんなヒョロい野郎が涼しい顔で扱える理由を付けるとしたら……何だろう。一応改造した、という設定ではあるけれどもマズルブレーキ(反動を少なくする部品だよ)を装着した、ぐらいじゃデメリットも色々と出てきちゃんだってね。そもそも、マズルブレーキはハンドガンじゃなくてアサルトライフルや機関銃に取り付けるものみたいなんだ。付けたらでかくなっちゃうからハンドガンに付けると邪魔になっちゃって、ハンドガンの利点である携帯性が生きてこないって。う〜ん、じゃあ銃そのものをいじるってことかな。銃そのものを重たくする、とか、銃口をいじる! とか?? つうか何かお前ミリオタみてーだぞ、って?……拳銃は男のロマンなんだ! 車、酒・タバコ、女、ギャンブル、ギター、ガンダム、そして拳銃。大体このうちのどれかには反応を示す筈だと思うぜ! あとは文房具とか昆虫とかがすごい好きな奴もいるよな。セミの抜け殻を収集してる奴はそう珍しくないと思った方がいい。だから、うっかり彼氏の部屋とかで見つけちゃっても嫌わないでやってくれよな。これ、俺からのお願い。でさ、俺も結構好きなんだよね〜文房具は。ソニープラザとか行こうものなら三時間は出て来ないもの。ごめんなー」

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