氷帝部長(OB/現/次期)談義:02 | ナノ

日吉「あ、越知さん、立ち歩かれると逆に邪魔になるので座っていてもらえますか」
越知「そうか、すまない」
日吉「素直な分、跡部さんより扱いやすいですね」
跡部「年上に対して扱いやすいとか言うんじゃねーよ」
日吉「…すみません。(跡部さんなんて赤メッシュさんに敬語も使ってませんけど)」



赤メ「日吉、皿とかグラスとか、ありがとな」
日吉「いえ…俺は手伝っただけです」
赤メ「…しっかし俺が言うのもなんだけど、こんな安物(自分では奮発したつもりだけど)のケーキ、クチに合わねーだろうに…絶対食わないと思ってた」
日吉「いや、主役が食べないのは流石におかしいでしょう」
赤メ「俺は越知さんが食ってくれたらそれだけで嬉しかったからな…」
日吉「目的違っちゃってるじゃないですか、何しに来てるんですか本当に」
跡部「ハッ…俺様は日頃から部員に合わせるくらいのことはしてるからな」
赤メ「ほー。お前自分からそんなこと出来るようになったんだ」
越知「大切なことだな」
日吉「凄く関心されてますね…当たり前のことだと思いますが。…確かに跡部さんは交通機関に疎かったし、ハンバーガーを食べに行ったこともなかったらしいですけど」
赤メ「想像出来る」
跡部「特に宍戸、向日、ジロー辺りはレベルが高ぇ…」
赤メ「いやそれバカにしてね?」
日吉「だとしても無意識です、たぶん」