謙也「ううう…ほんま、学校休もかな俺…」

白石「そんなにか？薬は？」

謙也「飲んだ、から、まー、あれは止まったんやけど、痛いのは変わらん」

白石「そうか…無理せんでええ。休むならこっから引き返して帰りや。まだ歩かなあかんし」

謙也「なんや白石…お前、俺と話したないんか。教室で俺と遊んだりしたないんか」

白石「は？そういう事ちゃうやろ。具合悪い友達を学校に連れてく気には…」

財前「ども。何やってんすか」

白石「お、財前。え？なんでここ……いつも通ってたか？」

財前「…たまたまっすわ」

謙也「うう…」

財前「どないしたんすか。…腰？」

謙也「や、腹」

白石「下してるみたいやねんけど、原因が分からんらしい」

財前「…俺分かりますそれ。たぶん」

謙也「なんで？っちゅーか、何！？」

財前「謙也さん、昨日俺とシたやないですか」

謙也「おま、今言わなくてもええやろが！」

財前「やってそれが原因なんすよ」

白石「え…もしかして：ゴム無し」

財前「すみません部長」

白石「あれほどしつこくゴムしろって言うたのに？なあ財前。なあ」

謙也「やっぱ帰るわ…」

一日前の財前「ゴム？ああ、アンタが着ければええやろ」
2012/09/01