「こないだ家族で温泉行ったんすよー。そのときのお土産っす」
「なんこのチョイス。赤也俺のことそんなに嫌いなんかそうかキエロ」
「いきなりどうしたんすか!」
「赤也ナイスチョイス。こいつこれにいい思い出無いんだよ」
「温泉まで行ってこれ買ってくるお前ってなんなん」
「いいじゃねーかよ、俺好きだし。チョコレートソーダ」
「ブンちゃんは味覚おかしいけ」
「俺正常だから」

「つうかチョコレートソーダって意外とメジャーだったんすね」
「メジャーメジャー」
「そこまでメジャーやないじゃろ」
「じゃあ、なんで仁王先輩たち知ってるんすか?」
「前ブン太がとちくるって買ってきたんじゃ、それを無理やり幸村に飲まされた」
「だから俺正常だから」
「じゃあ幸村部長に飲ませましょーよ!」
「それやっても無駄じゃき。幸村にチョコレートソーダはきかんぜよ」
「もう実践したあとっすか」
「チョコレートソーダは飲ませてないけどチョコレートカルピスなら飲ませたかんなー。全然普通だったぜ」
「流石っすね幸村部長。でももしかしたら炭酸系が無理でチョコレートソーダは飲めない‥とかないですかね」
「ないないないないなーい!」
「幸村の好きな飲み物はコーラなり」
「まさかのギャップっすね。紅茶が好きなイメージがあるんすけど。」
「紅茶よりコーラの方が好きだぜ。ひねったらコーラがでる蛇口を家に作るのが夢らしい」
「まじすか!」
「ほんとじゃー。ん?このチョコレートソーダ、ラベルはずしてみたらコーラに見えなくもないのう。赤也、これ幸村にコーラっつってやってこい」
「なんで俺!?」
「後輩は先輩のゆうことを聞くのが暗黙の了解だからだろい」
「ほれ、幸村来たけいってきんしゃい。このチロルチョコやるけ」
「ええええ」
「ここで見守ってっから」
「そ、そこいてくださいよ」

「幸村部長喉渇いてませんか?」
「別に渇いてないよ」
「渇いてますよね、このコーラよかったら飲んでください」
「俺コーラ好きじゃないんだけど」
「え?」

「ちょっとどういうことっすか!って誰もいねぇし!」

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20110528
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