おいおいおいおい、どうする俺。俺には好きなやつがいるんだ。なのに運命の人と出会っただって!?めちゃくちゃ好きなやつが運命の人だったら俺もすげぇ嬉しい!でも違ぇんだよ‥‥
俺をこんなに悩ませる事の発端は今日の4限目の英語の時間までさかのぼる。俺はいつも通り寝てた(英語なんかただの呪文だ)そしていつも通り先生に起こされて嫌々授業うけてたら消ゴムを落とした。あー、やる気なくなったまじねーわとか思いつつ拾おうとした。そして事件は起こった。拾おうとしたら斜め前の女子も拾おうとしてくれて手と手が当たった瞬間 「バチッ」 ?!?!!!??なんだなんだ今の!?俺は混乱した。こんなこと生まれてはじめてだったし女子は照れた感じでごめんとか言ってくるし!何こいつエスパー!?とか思った俺は昼休み仁王先輩と丸井先輩に聞いてみた。

「てなかんじなんすよー。エスパーだったらやばくないっすか?俺まだ死にたくないっすよ!」
「はぁ?何言ってんだよぃ。それってたd「その子は運命の人じゃよ赤也」

「「は?」」

「運命の人の手に初めて触れたとき電撃が走るんじゃ。それがお約束と言うもんよ」

よかったのうとか言ってのんきにパックジュースを飲んでる仁王先輩。は?運命の人?電撃?えっ、それって‥
そこから俺は混乱しすぎて先輩たちが何か話してても右から左状態。いつの間にか昼休みが終わってた。そして今に至る。どうしよう。俺はミキちゃんが好きなんだよ‥‥‥‥そうだ!柳先輩に相談してみよ!

「どうしたらいいっすか柳先輩!」

「赤也、それはただの静電気だ」


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2011
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