七武海の召集に、暇だからとついて行ったら昔馴染みに出会った。


「お、久々だな」

「げ、ドフラミンゴ…何で参加してるのよ」

「フッフ!おれも七武海だぜ?そっちこそ、まさか鷹の目が参加するとはなァ」

「暇潰しにすぎん」

「あァそうそう。元帥サマがお前にお怒りだぜ。最近召集に参加してないってな」

「…フン」

「やっぱり!ミホーク、早く手土産渡してきなよ」

「何故おれが…」

「いいから早く。七武海称号剥奪されちゃうよ」

「それは無「早く」……仕方ない」


渋々と元帥の元へ行くのを見届けて、来賓室へ。…後ろをでっかいピンクがついてくるが、この際無視だ。
ソファに腰掛け……


「待て待てこのドピンク何で当然のように隣にしかも密着して」

「久々の再会だし、なァ」

「ひいいい太股触んな!」

「フッフッフ…」

「イヤアアア!痴漢!ちょ、ギャアア!能力使うとか!」


ドピンクは私の自由を奪って笑いながら押し倒してきた。


「色気無ェなぁオイ。萎えちゃうぜ?」

「寧ろ腐って落ちれば!?」

「酷ェ。フッフッフ!」

「おれが斬ってやろうか」


目の前のピンクが急に居なくなって、何が起こったのかわからなかった。起き上がってみたらピンクの上に座るミホークの姿。…どうやらミホークがあの巨体を引き剥がして押さえ込んでくれたみたい。


「痛ェのは嫌だな。フフフ!冗談だ。ちょっとした挨拶だよ」

「ほう…」

「…冗談だってば、ちょ、鷹の目、目がマジなんだけど?」

「冗談は好かん」

「ごめんって!もう別の部屋行くから!」


フッフ!と笑ってそそくさと部屋を出て行く。


「…さて、名前」

「はいぃ!」

「おれが何を言いたいかわかるな?」

「ご…ごめ…」

「謝罪の言葉はいらぬ。さあ、来い」


ミホークに手を引かれ来賓室を出る。つかつかと向かった先に会議室があった。…何故?


「ああなると大体の予想はついていたからな。先に会議室を借りておいた」

「へえ…って、何で?」

「仕置きをする為だ」


にっこりと、仏頂面が珍しく笑った。…待って、笑顔がインパクトありすぎて今言った言葉が思い出せない。ミホークがさっさと中に入ると施錠して、ドアに押し付けられる。


「!?」

「悪い子だな、名前は…」


ミホークの顔が近付きながら囁く。…ああ、どうしよう。身体が動かない。低い声に痺れながらなすがままになった。











「ぁ、あ、!」

「クク…名前、いつもより締まりが良いぞ」

「やだ、言わな…っ」

「あまり声を出すと見つかってしまう」

「んぅ…!」

「…そうだ、いいこ、だな」


ドアに手をついて、後ろはミホークが覆い被さって、下は繋がって…。海軍の本拠地で、しかもドア一枚隔てるだけのこの状況で泣かされているなんて。


「っふ、ぅぁ…」

「ああ、押し殺す声もまたいい」

「へ…んたいっ…あっ、あ、」

「その変態に喘がされているのは誰だ?」


耐えきれなくなって片手で口を塞ぐ。耳元でくつくつと笑う声がして一気に顔が火照る。ああ、もう。


「んっん、んー…っ」

「名前…」

「ふ…ぁあ!」


腰を掴まれて急に動きが激しくなった。必死になって口を押さえても声が漏れる。外に、聞こえたら…と、考えると余計に興奮する自分が嫌になった。


「んっんっ…は、ん!」

「ああ…ぞくぞくするな、名前…城に帰ったら存分に声を出させてやる。今は少し辛抱してくれ」

「ひ、あ、…っ、んん!ん、…ッ…ー!!!」


後ろからミホークの手が伸びてきて私の口を塞ぐと共に中の彼が膨張し、中の良い箇所を突き上げ、呆気なく達した。どぷどぷと放たれたものに身震いして崩れる。


「ー…っは、はあ…っ」

「む、大丈夫か」

「っ、大丈夫なわけないでしょう!誰か来たらどうするの!しかもっ、声!」

「…何だ、そんな心配か。案ずるな。此処は防音完備だ。海軍の会議室だぞ?防音せねば…」

「………」


さらりさらりと言うミホークに言葉が出てこない。このやろう。


「…名前」

「なに!」

「……偶にはこういうプレイも楽しかろう」

「たのっ……!!!」


楽しくなんかない、という言葉はミホークの唇で塞がれた。










110917



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