「黄猿さーん!新茶が入ったのでお茶会しましょう!」 「いいねぇー、名前ちゃんと二人きりでお茶会なんてぇ」 「えっ?赤犬さんと青雉さんも呼びましょうよ。大将のお茶会とか面白そ…や、有意義な時間になるかと思いまして」 「(この子はぁ…)わっしは二人きりじゃないと嫌だよぉ?」 「またまたぁ」 「…本気なんだけどねぇ?」 「え…わ、」 「名前ちゃんは小さいねぇ。それに、隙だらけでわっしも気が気じゃないよォ」 ちゅ、 「…!?」 「それじゃ、わっしの部屋でお茶にしようかぁ」 お茶会にしましょう (あらら、顔赤くして…あんなオッサンの何処がいいんだ名前ちゃん…) (オッサンて…わしらも変わらんだろう) (いや、おれはまだ若い) (…若いからダメなんじゃないか?) (……っ?!) |